〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
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文書資料室

現在閲覧できる古文書資料

掲載目録番号 資料名 員数
(目録掲載年度)
内容等 種類
1 伊丹資料 1,129件1,191点
(平成7年)
福岡藩大組、直方藩家老等を務めた伊丹家伝来の資料。本資料には藩政資料、家政資料、明治資料、刊本・写本類、御道具類等がある。 寄贈資料
1 畑山四男美資料 10件10点
(平成7年)
第15、16代福岡市長を務めた畑山四男美に関する資料。引揚の資料として腕章「非常線通過之章」がある。 寄贈資料
1 高木資料 1件1点
(平成7年)
江戸時代から明治初年にかけ、博多で染物業を営んでいた高木氏(屋号は吉井屋)に伝来した資料。 寄贈資料
1 神吉文書 160件166点
(平成7年)
秋月藩士神吉家に伝来した資料群。近世文書は知行宛行状や武芸関係が多い。 寄託資料
1 神屋庄二郎文書 101件136点
(平成7年)
博多の豪商神屋宗湛の分家に伝来した資料。幕末以降の慶弔関係の資料や歴代当主の肖像画、由緒等がある。 寄託資料
1 山中立木資料 162件169点
(平成7年)
初代福岡市長を務めた山中立木に関する資料。市長退任後務めた黒田家家令関係資料等がある。 寄託資料
1 阿部源蔵資料 9件9点
(平成7年)
第22、23、24代福岡市長を務めた阿部源蔵に関する資料。本資料は、市長時代の公式行事等の写真資料である。 寄託資料
1 福岡県戦時関係資料 63件67点
(平成7年)
明治20年代末から昭和20年代半ばの戦時関係資料。県及び市の行政刊行物や、防空訓練・衣料切符等戦時の市民生活に関わる資料である。 購入資料
1 九州鉄道他鉄道会社辞令 54件54点
(平成7年)
明治39年の鉄道国有法案公布により九州鉄道株式会社が国有化された時期の退職や再雇用の辞令、昇給通知等。 購入資料
1 黒田資料 78件82点
(平成7年)
史談会の活動や史談会における黒田家の編輯掛の活動を伝える資料。黒田家は明治23年から史談会に参加した。 購入資料
1 巣鴨戦犯関係資料 7件7点
(平成7年)
九大生体解剖事件に関与し巣鴨拘置所に収監された米軍捕虜引き渡し責任者の資料。収監中の日記や通信集、BC級受刑者発行の巣鴨新聞等。 購入資料
1 儒家書状 1件4点
(平成7年)
江戸時代中期以降の「亀井学派」儒者たちの書状4通を巻子装に仕立てたもの。南冥→養泊宛、幻庵→昭陽宛、広瀬淡窓→昭陽宛、原古処→昭陽宛。 購入資料
1 地券 3件3点
(平成7年)
明治初期の地租改正に際して発行された土地所有証券。薬院及び谷に所在の土地に関するもの。 購入資料
1 警固村絵図資料 3件3点
(平成7年)
地租改正に際して作成された字限図。当時の那珂郡警固村及び薬院村のもので、山々の樹木を絵様に、道筋を朱で描いている。 購入資料
1 その他(古文書) 24件24点
(平成7年)
レザノフ来航時の記録や浦役人書付帳等の近世資料と、大日本国防婦人会や大日本婦人会等総力戦下の婦人組織に関する近代資料を含む。 購入資料
1 福岡県史編さん資料 795件795点
(平成7年)
明治初期に福岡県史編纂のため長野誠氏が収集し、後に福岡県立図書館に所蔵された福岡県内の各藩藩政、中世資料、明治以降の資料からなる。 マイクロフィルム収集資料
1 大田資料 554件559点
(平成7年)
元福岡県立図書館館長大田光次氏所蔵の資料で、昭和23年に福岡県立図書館が購入。資料の内容は、福岡藩の長崎警備関係及び絵図等が中心。 マイクロフィルム収集資料
1 黒田家文書 470件833点
(平成7年)
昭和39年に黒田長礼氏が福岡県文化会館に寄贈。現在は福岡県立図書館所蔵。主に江戸時代中期以降の福岡藩庁の記録と黒田家執事藤井甚太郎氏収集資料。 マイクロフィルム収集資料
2 石村虎吉資料 20件21点
(平成8年)
第27、28代福岡市会議長を務めた石村虎吉に関する資料。写真を中心とし、虎吉が経営した天狗煙草御店等の資料等がある。 寄贈資料
2 山路文書 1,971件2,128点
(平成8年)
福岡藩士(大組)山路家に伝来した文書群。知行宛行状や知行目録の他、重要な藩政資料を多く含む。 寄託資料
2 奥山文書 125件134点
(平成8年)
第3代福岡市長を務めた奥山亨の家に伝来した資料群。多くは近世資料であり、知行宛行状、加増目録がまとまっている。 寄託資料
2 浜地(新)文書 115件117点
(平成8年)
西区元岡の浜地家に伝来した資料。明治初年から中期にかけて浜地氏が使用した教科書をはじめ、各種版本類が多い。 寄託資料
2 藤村(潔)文書 111件111点
(平成8年)
早良郡鳥飼村の枝郷、別府村に関する文書群。伊勢講の諸記録や租税に関する文書が含まれる。 寄託資料
2 大西文書 94件94点
(平成8年)
福岡藩城代組、石火矢役等を務めた大西家歴代の当主により書写された資料。長崎警備や文芸・学問に関する資料等がある。 寄託資料
2 明法寺榊文書 45件45点
(平成8年)
早良区四箇にある明法寺の住職、榊家に伝来した文書群。南北朝時代の筑前守護少弐氏の発給文書や戦国時代の大内氏関係文書、聖福寺僧侶の発給文書等がある。福岡市指定文化財。 寄託資料
2 真藤(ア)文書 25件26点
(平成8年)
秋月種実に仕えた矢野藤兵衛を家祖とする真藤家に伝来した資料。家譜・系図類と野村望東尼の血書(伝)に大別される。 寄託資料
2 大鶴文書 11件11点
(平成8年)
筑前早良郡荒平城主小田部鎮元の長子、九郎統房を祖とする大鶴家に伝来した資料。大鶴氏の由緒書・系図が主である。 寄託資料
2 末次與助資料 8件8点
(平成8年)
長崎代官職を務めた初代末次平蔵の兄、末次與三郎の子孫の家に伝来した資料。黒田長政が與三郎に宛てた書状や系図等がある。 寄託資料
2 吉浦(喜)文書 4件4点
(平成8年)
吉浦氏の妻の実家である福岡藩の砲術役陶山家に伝来した文書。津田流砲術相伝書等の砲術関係資料である。 寄託資料
2 祝部資料 711件851点
(平成8年)
博多の総鎮守櫛田神社に関するもの、櫛田神社の神官を代々務める祝部家に関するもの、広告・絵葉書等祝部至善氏による収集資料等からなる。 購入資料
2 大野文書 92件122点
(平成8年)
福岡藩の大組である大野家に伝来の文書群。藩政関係資料が多くを占め、長崎警備に関するものや奈多浦開墾関係等の資料が見られる。 購入資料
2 河波荒次郎文書 18件19点
(平成8年)
憲政会及び民政党代議士河波荒次郎に宛てられた大正から昭和初期にかけての選挙関係書簡。差出人は犬養毅、若槻礼次郎、浜口雄幸等。 購入資料
2 伊藤小左衛門文書 7件7点
(平成8年)
江戸時代初期、博多や長崎を中心に金融、貿易等で活躍した伊藤小左衛門の書状類。博多での出雲鉄販売や商取引での福岡藩の関与等がわかる。 購入資料
2 内田良平自筆書簡 附雲観漉帖 2件4点
(平成8年)
黒龍会設立者内田良平の書簡。李氏朝鮮末期の親日政治団体である一進会会長李容九との関係の一端が窺える。 購入資料
2 松永安左衛門自筆書簡 2件2点
(平成8年)
昭和戦前期の電力国管問題で「電力の鬼」と呼ばれた、東邦電力(九州電力の前身)創設者松永安左衛門の書簡。 購入資料
2 黒田家文書 305件322点
(平成8年)
筑紫女学園第2代校長水月文英氏が購入し、現在は筑紫女学園所蔵。福岡藩主黒田家の家譜類、藩主略伝、藩士分限帳、藩士由緒書その他からなる。 マイクロフィルム収集資料
3 衣非資料 440件654点
(平成9年)
福島正則の家臣で、元和五年の福島氏改易後、福岡藩主黒田氏に召し抱えられた、衣非氏の子孫に伝来した資料群。 寄贈資料
3 板屋(辰雄)文書 98件103点
(平成9年)
明治・大正期、志摩郡で土地を所有していた板屋氏に伝来した資料。大半は関連の地券である。また、製塩関係資料も含む。 寄贈資料
3 田村文書 29件32点
(平成9年)
田村氏の生家である梅野氏に伝来した文書群。梅野氏が江戸時代に福岡藩の砲術役を務めていたことから、資料は砲術武芸関係。 寄贈資料
3 津村文書 27件33点
(平成9年)
西区姪浜で商売を営んでいた寄贈者の母、津村スマ氏の関係資料。 寄贈資料
3 谷資料 26件29点
(平成9年)
南満州鉄道株式会社社員谷由之氏の関連史料で、谷氏の満鉄勤務時代の資料が大半を占める。 寄贈資料
3 辻資料 13件17点
(平成9年)
大半は寄贈者の父に関する資料で、昭和初期、北九州水道公社戸畑浄水場に勤務していた時代のものと、写真に関するものに大別される。 寄贈資料
3 有吉一生資料 6件17点
(平成9年)
昭和初期、福岡県庁土木部に勤務していた有吉一生氏が手がけた、博多の西大橋架橋換に関する資料群。 寄贈資料
3 戸畑文書 3件3点
(平成9年)
江戸時代の建築関係の資料群。寄贈者の戸畑氏の出自は、資料の性格から、福岡藩の普請方に関していたとされる。 寄贈資料
3 斎藤文書 1,516件2,475点
(平成9年)
大坪本流の開祖である福岡藩士斎藤主税定易の子孫に伝来した文書群。馬術関係資料のほか、歴代当主が書き続けた「順年録」と題される記録資料等がある。 寄託資料
3 香江資料 2件11点
(平成9年)
福岡藩医を務めた香江氏に伝来した資料。亀井昭陽の画像と昭陽の書状からなる。 寄託資料
3 鷹見文書 285件285点
(平成9年)
福岡藩の浜本陣・鷹見氏に伝来した文書群。屋号は絵屋。絵屋を浜本陣とした藩重臣の挨拶状・見舞い状等に加え、廻米関係の資料や和歌が含まれる。 購入資料
3 福岡藩儒竹田資料 56件56点
(平成9年)
藩儒として福岡藩に代々仕えた竹田家に伝わる資料。貝原益軒の高弟・竹田春庵の日記をはじめ黒田家記録類等藩政史に関するものを含む。 購入資料
3 福岡祠官広羽元佐稿本類 15件15点
(平成9年)
福岡祠官であった広羽元佐の自筆稿本。祝詞及び神社志等の神社関係資料。 購入資料
3 小田部文書 4件4点
(平成9年)
福岡藩で代々砲術役を務めた小田部氏が記録した文書群。内容は砲術関係が中心で、幕末期福岡藩の砲術関係の動向を知ることができる。 購入資料
3 その他購入資料 40件175点
(平成9年)
博多年行司深澤伊平次を描いた掛幅や福岡藩中老吉田主馬の伝記、勤王志士早川勇の書簡、終戦直前に福岡市商工課が作成した工場住宅適地報告書等が含まれる。 購入資料
3 松尾文書 192件199点
(平成9年)
明治中後期早良郡田隈村長を務めた松尾煕三に関する文書群。明治10年の福岡の変頃に記された日誌や関係人名簿等の資料がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
3 大山文書 37件49点
(平成9年)
江戸時代後期、第七代大山氏当主忠平らが完成させた奈多塩浜築立関係資料を主とする文書群。大山氏は博多古小路町で代呂物問屋等を営業。福岡市博物館所蔵。 マイクロフィルム収集資料
3 萬屋文書 34件42点
(平成9年)
博多奥堂で酒屋等を営んでいた萬屋(加納氏)の、幕末から明治初期の酒等に関する金銭出納資料が中心。萬屋惣平関係のものが大半を占める。福岡市博物館所蔵。 マイクロフィルム収集資料
3 妙楽寺毛利文書 27件30点
(平成9年)
福岡藩士毛利氏に伝来した文書群。菩提寺の妙楽寺に譲られたもので、江戸時代の家政資料を中心とし、系図や家譜類を多く含む。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
4 生駒資料 185件198点
(平成10年)
兵庫津出身の商家、生駒氏とその後裔に関する資料。第5代治佐衛門と、第6代格治の関係資料が主で、内容は辞令等。 寄贈資料
4 伊佐文書 114件159点
(平成10年)
西新町(現早良区西新)の商家の伊佐氏(屋号は油屋)の資料。内容は、村政資料、生蝋関係、講関係、石炭関係等。 寄贈資料
4 坂田資料 45件52点
(平成10年)
坂田大氏による収集資料。内容は、相撲関係、福岡市関係、北九州五市合併関係、絵画、その他に大別。 寄贈資料
4 越迫資料 11件12点
(平成10年)
戦中は陸軍省第三航空軍司令部付文官の役職にあり、戦後はイギリス軍捕虜としてマレー捕虜収容所に抑留の経験を持つ、越迫高一氏の関係資料。 寄贈資料
4 太田勘太郎資料 5件8点
(平成10年)
太田清蔵氏の分家である太田氏(現博多区で太田屋醤油店を営業)の資料。寄贈者の祖父勘太郎(第35・37代福岡市会議長)の肖像写真を含む。 寄贈資料
4 平山資料 5件5点
(平成10年)
第2代福岡区長平山能忍と、第29代福岡市会議長高島習の関係資料。平山家と高島家は、能忍の次男と習の次女の婚姻により、姻戚関係にあった。 寄贈資料
4 津村文書(追加分) 1件1点
(平成10年)
平成9年度目録3に掲載された文書の追加資料である。 寄贈資料
4 山路文書(追加分) 54件58点
(平成10年)
平成8年度収集分の追加である。借用証や金銭関係の近代資料である。 寄託資料
4 神屋庄二郎文書(追加分) 8件9点
(平成10年)
平成7年度収集分の追加である。本資料は、神屋庄二郎氏の戦中戦後を記録した資料である。 寄託資料
4 大西文書(追加分) 3件3点
(平成10年)
平成8年度収集分の追加である。本資料は、大西氏が所有していた明治10年代作成の地券3種である。 寄託資料
4 上妻郡小林文書 1,230件1,324点
(平成10年)
柳川藩領上妻郡大渕村で生蝋の製造を行っていた小林氏の、延享期から明治20年代までの文書群。土地譲渡証文や借用証文、地券を多く含む。 購入資料
4 宗像郡瀧口文書 666件715点
(平成10年)
宗像郡名残村の医家瀧口氏に関する江戸時代後期から明治時代にかけての文書群。医業関係資料の他、家政資料や村政資料を含む。 購入資料
4 企救郡宗像神社文書 187件264点
(平成10年)
豊前国企救郡郷社宗像神社に関する文書群。近世文書と近代文書に大別され、近代文書には神社縁起等の他、神社経営資料や戦時の金属回収関係書類等が含まれている。 購入資料
4 佐賀県郡会関係資料 73件134点
(平成10年)
明治30年代から大正期にかけて、佐賀郡参事会員、佐賀県会議員、佐賀郡春日村長等を歴任した真崎辰五郎に関する文書群。議事速記録、議案等の議会関係資料が中心。 購入資料
4 佐賀郡農会関係資料 23件26点
(平成10年)
明治28年から大正12年にかけての佐賀郡農会に関する資料で、佐賀郡春日村の真崎氏に伝来した。近代佐賀農業の貢献者今泉良子が郡農会長を務めていた時期の資料を多く含む。 購入資料
4 朝倉郡羽野商会資料 19件23点
(平成10年)
昭和7年から25年までの衣料及び日用品の統制に関するものが大半を占める。羽野商会は羽野円蔵が朝倉郡大福村入地で経営していた商店。 購入資料
4 都筑文書 12件12点
(平成10年)
黒田如水、長政に仕えた古御譜代の藩士都筑氏の家譜や由緒書、加増目録、拝領高目録等。 購入資料
4 その他購入資料 23件23点
(平成10年)
福岡の近代都市化の一端を示す福岡関係資料、株式会社早良貯蓄銀行資料、中洲芸妓置屋資料、博多電気軌道・北筑軌道合併資料等。 購入資料
4 浜文書 580件686点
(平成10年)
江戸時代、早良郡姪浜の藩主別館で、御茶屋守役職を務めていた浜氏関係資料。浜氏作成の上申文書、姪浜住人からの証文類、御茶屋の道具類を記入した帳簿類等がある。福岡市歴史資料館が購入し、現在は福岡市博物館所蔵。 マイクロフィルム収集資料
4 奈多浦漁協文書 240件561点
(平成10年)
奈多浦漁業協同組合(現福岡市漁業協同組合奈多支所)所蔵の文書群。大半が近代文書で、海図、入会権や漁区関係資料等がある。 マイクロフィルム収集資料
4 神屋二郎資料 25件34点
(平成10年)
博多三傑の一人として活躍した豪商神屋宗湛の本家に伝来した資料群。伝記、歴代当主画像、書状類、系譜・系図類等がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
5 高宮貝島本家資料 2,095件2,382点
(平成11年)
明治~昭和時代を通じて炭鉱業に従事し、その成功により、安川・松本家、麻生家と並んで「筑豊御三家」と称された貝島氏のうち、「高宮貝島本家」と称される、貝島嘉蔵氏の家政資料。 寄贈資料
5 安部重郎資料 901件972点
(平成11年)
宗像郡東郷村大井(現宗像市大井)出身で、大正期から昭和30年代まで小・中学校で教員を務めた安部重郎氏の家に伝わる資料群。重郎氏とその家族に関する資料が大半。 寄贈資料
5 黒木利三郎設計資料 381件896点
(平成11年)
一級建築士黒木利三郎氏の関係資料。利三郎氏は、福岡県内外の神社仏閣の新築、改築工事設計に数多く携わっており、その関係の設計図・設計書を多く含む。 寄贈資料
5 大内氏収集資料 46件49点
(平成11年)
元福岡市玄洋公民館主事の大内士郎氏収集の文書群。早川文書、松本文書等に分類される。早川文書は、明治時代中期の地方行政資料、松本文書は、製塩業関係資料。 寄贈資料
5 高橋三郎資料 39件49点
(平成11年)
明治37年から昭和40年まで、西唐人町(現中央区唐人町)で高橋鉄工所を営んでいた高橋氏の関係資料群。 寄贈資料
5 高田氏収集資料 3件3点
(平成11年)
五ヶ浦廻船研究で著名な、海事史研究家・高田茂廣氏が、その調査過程において収集された文書群。享保年間の唐船追い払い事件の記録等がある。 寄贈資料
5 堀善資料 131件142点
(平成11年)
江戸期から米穀商等を営んでいた堀氏(屋号は米屋)に伝来した博多の町政や商業に関する資料。 寄託資料
5 春日村村会資料 209件215点
(平成11年)
平成10年度収集の「佐賀県郡会関係資料」「佐賀郡農会関係資料」と同じく真崎辰五郎の家に伝来した資料群。真崎氏が春日村村長及び村会議員を務めていた大正2~11年頃の資料が中心。 購入資料
5 藤津郡西牟田村文書 157件163点
(平成11年)
現佐賀県鹿島市のうち、江戸時代には佐賀本藩領であった「藤津郡西牟田村」に関する文書群。大半は地所取調帳、土地台帳といった土地関係の調書類。 購入資料
5 山本耕雲資料 124件180点
(平成11年)
竹野郡田主丸村の医者山本耕雲に関する資料群。近代医学の黎明期の医家資料。 購入資料
5 長崎貿易関係資料 60件61点
(平成11年)
明治16年設立の長崎貿易会所に関する資料群。明治初期の長崎の商業活動、貿易活動を窺い知ることができる。 購入資料
5 戦時関係資料 24件26点
(平成11年)
主に昭和戦時期に作成された資料を集めたもので、福岡市とその周辺地域の資料を含む。郵便貯金通帳、米国配給通帳、物品購買券、衣料切符等。 購入資料
5 小松塩田資料 18件51点
(平成11年)
明治45年から大正10年を中心とした、山口県大島郡大島町小松開作に所在した小松塩田に関する資料。小松塩田会所の事業費内訳等を含む。 購入資料
5 長崎市荷受問屋組合資料 18件21点
(平成11年)
明治13年設立の荷受問屋組合(市制施行後は長崎市荷受問屋組合)に関する資料群。荷受問屋仲間連合盟約書や同組合員名簿等を含む。 購入資料
5 長崎区戸長役所関係資料 18件18点
(平成11年)
明治22年月の長崎市役所誕生以前の布告類。主に長崎区戸長役所及び長崎区長役所があった時期のものからなる。 購入資料
5 筑前秋月士族団資料 4件7点
(平成11年)
福岡県朝倉郡秋月町在住の士族により結成された「秋月士族団」に関する資料群。内容は会計簿や議案綴、積立金調、株券控。 購入資料
5 その他購入資料 87件88点
(平成11年)
「志摩郡桜井村御山書上帳」、「豫備後備役福岡縣出身将校日露戦役参加」や講談師山陽亭夢樂一座の大正2~3年の興行旅行を記録した「日誌他案詞帳」、黒田長成の五言絶句等を含む。 購入資料
5 一朝軒資料 209件259点
(平成11年)
博多の普化宗虚無僧寺、普門山一朝軒関係資料。昭和41年、福岡県無形文化財に指定された磯譲山・一光夫妻の法竹の技法と共に、その付資料として福岡県指定文化財となったもの。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
6 高宮貝島本家資料(追加分) 1,166件1,809点
(平成12年)
平成11年度収集分の追加である。内容は貝島家会計・事務・資産関係資料や写真資料、褒状・記念章等。 寄贈資料
6 安部重郎資料(追加分) 592件766点
(平成12年)
平成11年度収集分の追加である。内容は書籍、雑誌、地図、写真等。 寄贈資料
6 高田氏収集資料(追加分-河村文書-) 223件440点
(平成12年)
福岡藩大組・河村氏に関する文書群。河村家の家政や幕末維新期の政情に関する資料等がある。 寄贈資料
6 伊藤資料 29件30点
(平成12年)
福岡市高速鉄道関係、総合図書館関係の資料群。特に福岡市高速鉄道開業の実態を知る上で貴重である。 寄贈資料
6 荒木資料 7件10点
(平成12年)
市営地下鉄二号線全線開通記念置時計や制服等を含む交通局関係の資料等。 寄贈資料
6 渋田資料 5件6点
(平成12年)
平成7年のユニバーシアード福岡大会関係資料等。 寄贈資料
6 手塚資料 74件172点
(平成12年)
福岡藩士・手塚氏に伝わる古文書と、手塚氏の子孫田中(旧姓手塚)ヤス子氏の嫁ぎ先である、西区金武の田中氏の書籍資料からなる資料群。初代福岡藩主黒田長政が手塚孫太夫元直(水雪)に宛てた書状等を含む。 寄託資料
6 早良郡石橋文書 669件701点
(平成12年)
江戸時代後期から明治時代に至る、早良郡東入部村の庄屋石橋家に伝来したと思われる文書群。主に借用証書類や貸付金・小作米等の帳簿類、租税の領収証からなる。 購入資料
6 旧福岡藩関係書簡資料 218件406点
(平成12年)
幕末期から明治期にかけ福岡で活躍した人物の書簡群。旧福岡藩関係人物の書簡を多く含む。なかでも黒田家家令浅香茂徳や福岡藩家老大音氏の関係書簡が多数確認できる。 購入資料
6 シベリヤ出兵野戦予備病院資料 120件132点
(平成12年)
大正7年シベリア出兵宣言を受けて編成された、野戦予備病院第22班の記録資料。同年月の小倉衛戍病院における編成から翌年月に福岡に帰還するまでの病院運営の詳細を伝える。 購入資料
6 高宮貝島本家蒐集資料 49件49点
(平成12年)
貝島氏蒐集の書跡、絵画。井上馨や金子堅太郎、野田卯太郎ら政財界の著名人に依頼し作成された書跡や、河島梅峰ら福岡出身の日本画家の絵画からなる。 購入資料
6 正気伝芳 4件146点
(平成12年)
馬場文英所有の福岡藩勤王派人物の書簡、絵画、書跡等を巻子4巻にまとめたもの。野村望東尼、平野国臣の書簡等を含む。 購入資料
6 その他購入資料 138件144点
(平成12年)
岩田屋・松屋関係資料、特殊料理屋関係資料、結婚相談所関係資料、北九州鉄道関係資料、福岡県米穀検査関係資料、福岡県京都郡家畜保険組合資料や、戦前の福岡に関する絵葉書、地図・絵図等。 購入資料
6 歴代市長関係資料 28件28点
(平成12年)
福岡市役所市長室秘書課で保管、管理されていた資料。初代から第20代までの歴代福岡市長(一部除く)の肖像画や肖像写真がある。 マイクロフィルム収集資料
7 未信資料 88件104点
(平成13年)
大正末期から昭和50年代にかけての、写真、各種証明書、書簡、新聞等の資料。写真は未信氏が自らのカメラで撮影したもの。 寄贈資料
7 家入資料 52件64点
(平成13年)
熊本県に居を構えていた家入氏の旧蔵品。私立幼稚園や高等学校、大学等の証書類が中心である。 寄贈資料
7 浅見文書 12件12点
(平成13年)
秋月藩士で、陸士小頭や側筒等を務めた高山家より伝来した資料群。武術書や系譜・系図類が中心である。 寄贈資料
7 伊藤資料(追加分) 7件9点
(平成13年)
平成12年度収集分の追加である。内容は福岡市職員の福利厚生施設「望洋荘」の改装記念品や福岡市市制100周年の記念品等。 寄贈資料
7 吉橋資料 4件4点
(平成13年)
戦前戦後の福岡市職員辞令等の資料。当時の福岡市の機構や、市職員の雇用体系をたどる手がかりとして貴重である。 寄贈資料
7 生駒資料(追加分) 3件3点
(平成13年)
平成10年度収集分の追加である。内容は文箱、手箱、浄瑠璃本。文箱・手箱はいずれも江戸後期の作品と思われる。 寄贈資料
7 守田資料 2件10点
(平成13年)
博多券番および旧券番の引札など、明治期以来の博多の風俗を伝える資料。 寄贈資料
7 落石資料 2件2点
(平成13年)
防空施設予算書や沖浜稲荷神社社殿再建等に関するスクラップ帳である。故落石栄吉氏が、旧福岡市民図書館に寄贈された落石資料の追加資料。 寄贈資料
7 石黒資料 2件2点
(平成13年)
明治期に福岡で結成された政治団体「玄洋社」の中心人物である頭山満の書跡。 寄贈資料
7 西頭資料 21件45点
(平成13年)
本資料は、博多・古溪町(現博多区奈良屋町)の町総代を務めた故西頭長右衛門氏の家に伝来した資料。 寄託資料
7 櫛田神社神官祝部文書 108件153点
(平成13年)
櫛田神社神官を代々務めた祝部氏に関する文書群。天和期から明治までのものがあるが、大半は江戸時代後期の資料である。関連資料として「祝部資料」(平成8年度収集分)、「櫛田神社文書」(平成13年度収集分)がある。 購入資料
7 その他購入資料 148件249点
(平成13年)
久留米藩の「田畑位付春免御物成帳」、御井郡乙丸村他4村の「地価取調帳」、秩禄公債売買関係資料、糟屋郡の小学校教員日記、戦時の高額貯蓄組合関係資料、戦前の福岡に関する絵葉書等を含む。 購入資料
7 櫛田神社文書 1,083件2,966点
(平成13年)
櫛田神社(福岡市博多区上川端町)に伝来する、戦国期から近現代の文書、記録等からなる資料群。櫛田神社関係、博多の町関係、博多松ばやし、博多祇園山笠、その他に大別される。櫛田神社所蔵。 マイクロフィルム収集資料
7 片山資料 7件7点
(平成13年)
修業証書や教職員の免許・辞令等、明治前期日本の近代教育制度が確立する過渡期の教育を窺うことができる資料。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
7 博多祇園寄合資料 3件4点
(平成13年)
博多・西町流の万行寺前町(現博多区冷泉町)の町内会に伝来。博多祇園山笠の寄合に関する記録。博多祇園寄合所蔵。 マイクロフィルム収集資料
8 島忍資料 7件7点
(平成14年)
『記録写真 終戦直後』『邦人25万人救出の記録 さらば大連』など、戦争、引揚に関する書籍資料。 寄贈資料
8 坂井義郎資料 4件4点
(平成14年)
「昇給通知」などの引揚前の海外における就労関係資料と「引揚者国庫債券」などの戦後の引揚援護関係資料。いずれも坂井氏の戦中戦後を記録した資料である。 寄贈資料
8 小川亮一資料 1件1点
(平成14年)
寄贈者の「自分史」で、幼少の頃の思い出や大陸での生活、博多湾引揚などについて綴った著作。 寄贈資料
8 杉目昇資料 1件1点
(平成14年)
寄贈者ゆかりの人物、故竹内良和氏(「満州国」興安北省陳巴爾虎旗参事官)の遺稿を同氏が編集した資料。この遺稿は昭和20年月、ソ連軍侵攻による興安嶺退避時の記録で、「後世に残しておくべき」という想いから寄贈されたものである。 寄贈資料
8 小森千鶴子資料 1件1点
(平成14年)
寄贈者の実兄である、永井利正氏のシベリア抑留体験記。「あの当時の一端でも知ってもらいたい」との想いから世に出たものである。 寄贈資料
8 松延壽人資料 1件1点
(平成14年)
昭和10年頃の通帳。寄贈者の親兄弟が京都府舞鶴港に引揚げた際、連合国軍の指示により預けていた通帳のひとつで、54年ぶりに、門司税関博多税関支署より、寄贈者に返還されたものである。 寄贈資料
8 小河資料 789件1,061点
(平成14年)
近世前期に福岡藩の家老を務めた小河氏に伝来する資料群。知行宛行状や日記等の近世資料、書簡や陸軍の辞令といった近代資料、書画や免状等の文芸・武芸の資料、等々がある。 寄託資料
8 今宿亀井資料 809件898点
(平成14年)
今宿亀井氏に伝来する文書群。今宿亀井氏は、亀井少琹とその夫である雷首にはじまる。雷首、少琹に関する書状や、漢詩等の草稿、医業関係の資料等、儒学者、書家等で全国的に名高い亀井氏を研究する上で、欠くことのできない資料である。
※本資料群の複写(マイクロフィルムからのプリントアウト)についてはお問合せください。
寄託資料
8 金武村鍋山文書 836件2,128点
(平成14年)
福岡藩領早良郡野芥触金武村で醸造業を営んでいた鍋山家に伝来した資料群。文政期から昭和戦前期にかけての商業取引に関する文書が中心。 購入資料
8 その他購入資料 65件71点
(平成14年)
福岡藩士斎藤氏に伝来した「斎藤文書」(平成9年度収集分参照)、幕末期の福岡藩の長崎警備文書、瀬高酒造合資会社資料、山口県大津郡向津具村(現長門市油谷)の農園である天野耕読園果樹栽培日記や、監獄則、旧福岡藩士の高齢者名鑑等を含む。 購入資料
8 田中三次郎商店資料 6件13点
(平成14年)
明治から昭和時代にかけての田中三次郎商店関係資料。同商店は明治時代に、福岡県三井郡小郡町(現小郡市)で製粉用篩絹を取扱う店として開業した。主な資料は帳簿類で、製粉用篩絹商の経営をたどることができる資料である。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
8 ロナルド・E・ビレット資料 1件328点
(平成14年)
ビレット氏が、朝鮮戦争休戦後間もない板付空軍基地に、工兵部隊の伍長として派遣された際に撮影した写真資料。1950年代半ばの福岡市内や近郊の風景、また農作業風景などが鮮明に撮影されており、当時の福岡市及びその周辺の様子を視覚的に窺い知ることのできる資料である。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
8 藤田道子資料 1件1点
(平成14年)
「釜山の勝景」「朝鮮風俗」「夜の満州」などの絵葉書を綴った資料。昭和前期の朝鮮半島、旧満州国における、風俗、世相が窺える。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
9 麻生貞関係資料 583件627点
(平成15年)
「福岡産婆学校」に関する資料群。「学校認可指定ニ関スル綴」や教科書、講義ノート等、同校の設立経緯、学校運営、教育内容等がわかる資料がある。 寄贈資料
9 河野資料 125件207点
(平成15年)
寄贈者の実家・河野家に伝来する資料。伊予国守護・河野氏との関連が窺える系譜類、海軍の位記や写真等の資料がある。 寄贈資料
9 熊本藩士高橋資料 34件48点
(平成15年)
熊本藩士高橋氏に伝来する資料。高橋氏の系譜や、熊本藩の知行宛行状、人畜帳や坪付帳、明治初年の家督相続関係資料等がある。 寄贈資料
9 桐原資料 5件32点
(平成15年)
桐原氏の母方である林家に伝来した資料。「筑前国続風土記(写)」や、福岡藩家老栗山大膳が第2代福岡藩主黒田忠之に宛てた「天罰起請文前書之事」等がある。 寄贈資料
9 吉良資料 8件24点
(平成15年)
仏具製作用の工具類や、福岡市住宅供給公社の制服等を含む資料。 寄贈資料
9 天野資料 3件3点
(平成15年)
「姪浜浦」における「打網」に関する取り決め事を記した「姪浜浦漁人打網作法相立申書物之事」等の資料。 寄贈資料
9 対馬藩士井手資料 328件467点
(平成15年)
対馬藩士井手氏に伝来する資料。井手氏の系図や、対馬藩主宗氏からの判物や書状、対馬の地図や、井手氏が収集した切手や葉書等がある。 寄託資料
9 日本刀匠末次繁光資料 17件17点
(平成15年)
日本刀匠末次繁光氏(本名繁雄)に関する資料。末次家の由来を記している「末次家記録」や、アルバム、太宰府天満宮御神刀献納式の奉賛会に関する資料等がある。 寄託資料
9 宮崎家伝来「農業全書」 3件6点
(平成15年)
昭和40年に県の有形文化財(書跡)の指定を受けた『農業全書』全11巻と文化財指定書、及び作者宮崎安貞の位記等の資料。 寄託資料
9 海老屋足立資料 721件833点
(平成15年)
長崎の両替商足立家(屋号海老屋)に伝わった資料群。萩藩士を中心とした武家方や本町等の町方間の借用証文や書状、十八銀行副頭取を務めた足立瀧二郎に関する資料。 購入資料
9 その他購入資料 77件83点
(平成15年)
江戸末期の福岡藩士筑紫辰五郎に関する資料、明治30年代の筑紫郡警固村における質屋経営関係資料、昭和10年代のアルバムや広告・ポスター類等。 購入資料
9 櫛田神社文書(2) 1,033件1,994点
(平成15年)
櫛田神社に所蔵されている資料のうち、「櫛田神社文書」(平成13年度所収分参照)の補遺と進出の近代、現代資料群。社務日誌や博多祇園山笠振興会に関する資料等がある。 マイクロフィルム収集資料
9 浅田月足資料 90件94点
(平成15年)
久留米藩士である浅田氏と月足氏に関する資料群。江戸末期の養子問題に関する資料や書状、往来物、大正年間に書かれた質屋経営に関する資料等がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
9 日本酒造火災保険株式会社資料 65件71点
(平成15年)
酒造業者によって大阪に設立された日本酒造火災保険株式会社(現、日本興亜損害保険株式会社)に関する資料。同社の代理店に伝わった、保険規則や申込用紙等がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
9 前田文書 7件7点
(平成15年)
江戸時代に博多の商家であった前田氏の家に伝来する資料。達書の目録や、前田家の由緒を綴った『先祖代々記録附』と、その作成に関わる下書や達書等の資料がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
9 太田勘太郎資料(追加分) 1件1点
(平成15年)
「太田勘太郎資料」(平成10年度収集分参照)の追加資料。昭和11年の博多築港記念代博覧会(福岡市主催)を記念して福岡市が製作した「博多港祝賀記念テーブル掛」。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
9 芳名帳 1件1点
(平成15年)
大正元年月から同5年月にかけて記入された芳名帳。記帳者の職業は海軍中軍医や朝鮮全羅北道米穀検査所長等、多岐にわたる。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
10 高田氏収集資料(追加分 諸岡文書一) 1,566件1,972点
(平成16年)
唐津藩の入野組大庄屋・諸岡氏に関する文書群。大庄屋達が行っていた会議の記録「評議」や、石炭、紙、酒造に関する資料がある。 寄贈資料
10 アビスパ福岡後援会資料 81件224点
(平成16年)
後援会会報やフリーパスポート等の後援会に関する資料や、イヤーブック、グッズ類等のアビスパ福岡に関する資料である。 寄贈資料
10 長野資料 120件138点
(平成16年)
福岡藩政史の研究を精力的に行った長野誠に関する資料群。書状類や漢籍類(写本、自筆本を含む)、書跡・絵画等の資料がある。 寄贈資料
10 太田弘子資料 1件1点
(平成16年)
福岡市が発行した観光案内用のパンフレット。「福岡市内略図」等、当時の福岡の市勢を簡略的に説明している。 寄贈資料
10 次郎丸石橋文書 455件725点
(平成16年)
早良郡次郎丸村等の庄屋を務めていた石橋家に伝来する資料群。金融関係文書や土地、租税、村政、家政等の資料がある。 寄託資料
10 日本刀匠末次繁光資料(追加分) 84件94点
(平成16年)
平成15年度収集分の追加。日本刀の依頼に関する書簡、繁光氏宛の軍事郵便や、名刺、写真等の資料がある。 寄託資料
10 小河資料(追加分) 24件37点
(平成16年)
平成14年度収集分の追加。戦後長春よりの引揚に際しての預金や証券類に関する証明書類等の資料である。 寄託資料
10 廻江手永会所甲斐文書 338件592点
(平成16年)
江戸後期の肥後国下益城郡廻江手永下宮地村(現熊本市城南町)の庄屋で、手永会所の役人であった甲斐甚九郎に宛てられた書状を中心とした資料群。村政に関わる書状類が大半を占める。 購入資料
10 姫野文書 178件307点
(平成16年)
豊後国北海部郡市村(現大分市坂ノ市)の姫野氏に伝来した文書群。姫野氏は万屋と称し、村庄屋を務めたこともある。江戸後期から明治初期にかけての土地売買や金銭貸借関係資料が多く残されている。 購入資料
10 高宮貝島本家蒐集資料(追加分) 108件169点
(平成16年)
高宮貝島氏蒐集の書籍で、主に貝島太助の三男健次の蔵書。百科事典、史書、伝記、鉱工業及び工学関係の専門書等。 購入資料
10 その他購入資料 12件12点
(平成16年)
慶長年間の筑前国十五郡の石高を村別に書き上げた名寄帳の写、江戸後期博多の醤油屋店頭を描いた図、昭和戦前期の絵葉書・ポスター等。 購入資料
10 櫛田文庫 201件201点
(平成16年)
江戸時代に櫛田神社に設立され、一般に書籍の閲覧や貸出を行った櫛田文庫の蔵書。多くは奉納されたものである。櫛田神社所蔵。 マイクロフィルム収集資料
10 中村資料 2件2点
(平成16年)
中村家に伝来する資料。表千家における立花法や系図を記した「法則」と、福岡藩士平野国臣のものとして伝えられた書状がある。個人蔵。 マイクロフィルム収集資料
11 高田氏収集資料(追加分 諸岡文書二) 658件929点
(平成17年)
唐津藩の入野組大庄屋・諸岡氏に関する文書群。平成16年度目録10「諸岡文書1」の追加資料。江戸後期の入野組村政関係文書や明治時代の入野組里正・諸岡荒太郎関係の文書も含む。 寄贈資料
11 菅原正則資料 67件71点
(平成17年)
筑後国生葉郡田籠村(現うきは市)の菅原氏に伝来した文書群。菅原氏の家督譲状や庄屋役任免についての文書、異国船打払や倹約等についての文書、租税や村役に関する文書も多い。 寄贈資料
11 クラブ「みつばち」資料 6件31点
(平成17年)
武富京子氏が半世紀にわたって福岡中洲で営業を続けたクラブ「みつばち」の資料。店内壁面の著名人や地元財界人の署名入り煉瓦や店内写真など。 寄贈資料
11 大井資料 3件3点
(平成17年)
昭和12年頃の中国戦線の写真や、ヒトラーユーゲントの集合写真等。日中戦争や戦中期の福岡の一端を垣間見ることができるビジュアル資料。 寄贈資料
11 河野資料(追加分) 1件1点
(平成17年)
熊本藩主細川忠利の筆と伝えられる書跡。細川氏は、幽斎や忠興に代表されるように、歌道や茶道に精通した家柄であり、本資料からもそのことが窺える。平成15年度目録9河野資料の追加資料。 寄贈資料
11 早川資料 951件1,148点
(平成17年)
宗像郡の医師早川家に伝来する資料群。中核をなすのは江戸末期から明治期にかけて活躍した勤王家早川勇に関する資料。勇の書や書状類のほかに、早川家に伝来した証文類や絵画など。 寄託資料
11 高橋三郎資料 93件248点
(平成17年)
明治37年に高橋亀太郎が福岡市唐人(現、唐人町)で創業した、高橋鉄工所の関係資料。特に、共進会や博覧会での褒状や実用新案登録証類が数多く含まれている。 寄託資料
11 内野資料 4件4点
(平成17年)
寄託者の祖母ケイの実家である浦野家に伝来した資料。浦野氏は馬廻組で300石を賜っていた。ケイは、野村望東尼を「大伯母さん」と呼んでいたという。その関係を窺える資料。 寄託資料
11 吉田朋春資料 2件2点
(平成17年)
早川勇の書跡および加藤司書の書跡(写本)。寄託者の祖父・良春氏は、明治18年に上京し、当時元老院大書記官・早川勇のもとに寄宿。このような二人の間柄を窺い知れる資料。 寄託資料
11 小河資料(追加分 二) 2件2点
(平成17年)
寄託者の父・小河駿雄氏に宛てられた、戦後の引揚に関する問い合わせ等の書簡二点。「小河資料」と「小河資料(追加分)」の追加資料。 寄託資料
11 松浦郡田頭文書 149件203点
(平成17年)
肥前国松浦郡田頭村(現唐津市相知町)の寛政10年から明治初期にわたる文書群。近世、近代を通して田頭村の租税関係資料が大多数を占める。 購入資料
11 糟屋郡萬屋商店資料 22件469点
(平成17年)
糟屋郡新宮村大字湊(現糟屋郡新宮町)で酒造業を営んでいた萬屋商店と、その経営者堺氏に関する資料群。堺家宛の書簡、領収書、伝票等で構成されており、県内の酒造業者との交流や商取引の様子等が窺える。 購入資料
11 その他購入資料 256件267点
(平成17年)
「表糟屋郡酒殿村庄屋文書」や大博劇場や川丈座に関する演劇関係資料。その他に、書籍、絵葉書、ポスター・散類、地図等を含む。 購入資料
11 櫛田神社文書(3) 878件1,594点
(平成17年)
櫛田神社に所蔵されている資料のうち、「櫛田神社文書(2)」(平成15年、16年収集分参照)に引き続く新出の近代、現代資料群。櫛田神社社務、式年遷宮、博多松ばやし、博多祇園山笠関係資料等からなる。 マイクロフィルム収集資料
12 元木文書 493件1,364点
(平成18年)
席田郡下月隈村(現博多区)の元木氏に伝わった、江戸末期から大正期までの文書群。明治10年代の訴訟・金融関係の資料と家関係資料が大半を占めるが、明治20年代に元木氏が携わった宝満ノ尾炭坑関係資料も含まれる。 寄贈資料
12 高田氏収集資料(追加分 唐津藩綿屋文書) 344件504点
(平成18年)
近世、唐津・大石町(現唐津市)で金物や蝋を商っていた綿屋に関する文書群。綿屋の取引先であった唐津藩内および赤間関、大坂などの商家等との書状や覚が大半を占める。他に唐津藩領で営業していた「綿屋出店」との書状も含まれる。 寄贈資料
12 青木正一文書 249件278点
(平成18年)
寄贈者の父青木正一氏が収集した資料群。正一氏が友人高木憲二氏から譲り受けた江戸後期から明治期の版本、昭和期の刊本や正一氏が参加した古文書講座等のテキスト等がある。 寄贈資料
12 その他購入資料 48件71点
(平成18年)
明治後期の九州鉄道会社、大正期の九州鉄道株式会社および鉄道省門司鉄道局が発行した印刷物の他、引札やポスター、地図・絵図、絵葉書、番付表等。 購入資料
13 旧市史編纂資料 217件234点
(平成19年)
昭和34年から平成10年まで続いた旧市史編纂事業の過程で編纂室が所持していた資料群。編纂業務のために収集された近世・近代資料と、業務のために作成した調査ノートや日誌、原稿などからなる。 寄贈資料
13 森部資料 24件24点
(平成19年)
寄贈者の祖父で、福岡出身の陸軍軍人森部静夫に関する資料群。明治27年から翌年月まで日清戦争に従軍した時に、静夫自身がほぼ毎日記した「征清日誌」の他、静夫が使用した手帳類や静夫あての書簡等からなる。 寄贈資料
13 岩永下郷村亘文書 306件660点
(平成19年)
岩永下郷村(現山口県美祢市秋芳町)の亘氏に伝来したとみられる文書群。亘直衛が岩永下郷村戸長、岩永村長を務めた時期の村政に関するものが中心である。 購入資料
13 唐津藩・諸岡文書 548件628点
(平成19年)
唐津藩入野組(現唐津市肥前町)で大庄屋を務めた諸岡氏に伝わった近世文書群。諸岡淳蔵・荒太郎あての書簡類が中心であるが、江戸後期の村政に関するものや、石炭や酒造関係も含まれる。関連資料として、「諸岡文書 一」(平成16年度収集分)、「諸岡文書 二」(平成17年度収集分)がある。 購入資料
13 西吉富村喜多代文書 549件574点
(平成19年)
上毛郡大ノ瀬村(現築上郡上毛町)の喜多代氏に伝来したとみられる近代文書群。明治期の当主喜多代休二が西吉富村会議員を務めた時期の村会開催通知や議案書の他、福岡県農工銀行や吉富銀行等の株主総会の資料がある。 購入資料
13 その他購入資料 6件6点
(平成19年)
明治13年に福岡県衛生課が編集した『町村衛生必要』や明治30年発行の『安産手引草』、岩田屋百貨店の引札、博多築港記念大博覧会に合わせて玉屋百貨店が発行した鳥瞰図「博多名所図絵」、新柳町一楽の絵葉書等。 購入資料
14 高田茂廣収集資料(追加分)(早良郡姪浜村文書) 307件562点
(平成20年)
当館発行の『古文書資料目録』に収められている「高田氏収集資料」の追加資料。早良郡姪浜宿問屋所関係資料11点の他、福岡藩士や陪臣に関する資料298点、那珂郡薬院村の「紙屋」渡辺氏関係資料171点などからなる。 寄贈資料
14 麻生徹男資料 34件309点
(平成20年)
産婦人科医であった麻生徹男に関する資料群。昭和12年に召集され、同16年月に除隊となるまでの間の日記や手帳の他、徹男が戦地から出した書簡などからなる。 寄贈資料
14 毛利貞三資料 912件1,050点
(平成20年)
大分県大野郡犬飼村(現豊後大野市)出身の実業家毛利貞三に関する資料群。大正から昭和初期にかけて活動した貞三の金融、商工業、書簡等の他に、貞三の父荘太郎に関する明治期の資料も含まれる。 購入資料
14 大分県大野郡是久文書 282件419点
(平成20年)
大分県大野郡の是久氏に旧蔵されたものとみられる資料群。明治30年代から大正14年にかけて、東大野村や谷川村の村長を務めた是久利長の役場文書が中心である。 購入資料
15 三宅剛照資料(長春軒文庫) 1,182件1,290点
(平成21年)
長春軒文庫(『三宅長春軒文庫目録』参照)の史料の部と、平成21年度に三宅剛照氏から寄贈された資料をあわせた資料群。江戸時代以降の資料をより適切な環境で保存するために長春軒文庫のうち史料の部を古文書資料として管理し、三宅剛照氏から寄贈された資料を追加資料として併せて「三宅剛照資料」とした。 寄贈資料
15 高宮貝島本家資料(追加分 二) 419件601点
(平成21年)
平成11・12年度『古文書資料目録』掲載「高宮貝島本家資料」の追加資料。主に貝島本家である貝島嘉蔵家のだ貝島健次に関する資料。欧米遊学中の健次より妻のタケ(竹子)宛書簡や、第二次世界大戦前後の家政・家産関係、タケの実家三浦家関連資料などからなる。 寄贈資料
15 仲津郡長井手永文書 131件156点
(平成21年)
豊前国仲津郡長井手永(現京都郡みやこ町犀川)に関する文書群。文化年間から大正時代初期までのものが残存しており、なかでも花熊村、山鹿村、谷口村に関するものが多く見られる。 購入資料
15 西原資料 105件123点
(平成21年)
糸島郡前原村(現糸島市)の西原家に伝来したとみられる資料群であり、明治初期から昭和前期にかけてのものである。西原家の資産に関する資料や、度量衡器販売、代弁業、煙草販売、呉服商など、多角的に商業経営を行っていたことを示すものが多く含まれる。江戸時代、大庄屋格を申し付けられていた西原家が、近代に入ってどのような経営活動を行っていたのかなどを窺い知ることができる資料群である。 購入資料
16 松坂洋昌資料 305件313点(平成22年) 市内西公園の福山家に伝来した資料群で、松坂洋昌氏が収集したもの。福山家は明治末期から同所で商売を営んでいたが、平成10年頃家屋を解くにあたって寄贈者が譲り受けた。明治末期から昭和初期の、家業・家政関係111点、家人が使用した教科書・文具類129点、家人が収集した書籍・雑誌・レコード等73点から成る。
寄贈資料
16 上田潤平関係資料
329件759点(平成22年) 山口県厚狭郡海岸部(現、宇部市港湾部西側)で炭鉱開発を手掛けた上田潤平に関する資料群。上田潤平は阿川毛利家に仕え、幕末一代家老を務めた。開発事業関係628点、上田家家政関係79点、その他43点から成る。近世文書6点を除いて大半が明治20~30年代の資料。
購入資料
16 上横山掛文書
257件484点(平成22年) 旧久留米藩領の筑後国上妻郡北川内村上横山掛(現、八女市上陽町北川内地域)に関する文書群。近世中期から大正期までの、近世文書283点と、村政や土地関係等の近代文書127点、飯塚名に居住した井上家が所持していた卒業証書等74点から成る。
購入資料
16 新島家文書
52件353点(平成22年) 博多土居町下(現、博多区綱場町・下川端町)の新島家に伝来したとみられる文書群。新島家は江戸後期に町年寄を務め、年行司格等を付与された。江戸後期から大正期までに新島家に交付された御達・褒状・通知類105点、糀商売及び材木商売関係資料・家政資料・証書類等242点、山笠関係資料6点から成る。
購入資料
16 下原村文書
194件253点(平成22年) 粕屋郡下原村(現、福岡市東区)で組頭や庄屋、旅人見廻役、保長等を務めた中尾家に伝来したと考えられる文書群。江戸時代中期から明治時代初期までの、中尾家が行政に関わった過程で作成あるいは授受した文書152点、中尾家の家政資料89点、その他がある。
購入資料
16 上上津役村文書
186件215点(平成22年) 遠賀郡上上津役村(現、北九州市八幡西区)で組頭や庄屋、戸長等を務めた小野家に伝来したと考えられる文書群。江戸中期から大正時代までの、近世文書65点と近代文書150点が残存している。
購入資料
17 中山尚武資料
176件185点(平成23年) 本資料は、福岡藩士であった神吉家に伝来した文書群を主体とする。資料の年代は大永3年(1523)の陶興房宛行状1通が特に古く、多くは江戸後期から幕末維新期のものである。当家は一時期医師として東蓮寺藩に仕え、後に福岡藩の城代組に編成されて砲術を家業とした。このような経歴による資料のほか、戦国時代の播磨国の神吉城(現、加古川市)以来の家の由緒を記述した資料が多く伝存する。
寄贈資料
17 毛利(レ)文書
90件147点(平成23年) 本文書群は福岡藩で家老を勤めた毛利氏に伝来したものであり、「毛利(レ)文書」(『平成9年度古文書資料目録3』掲載、故毛利レイ氏より寄託)と毛利(レ)文書(追加分)」(『平成21年度古文書資料目録15』掲載)を、寄託から寄贈に切り替えたものである。
寄贈資料
17 大森武雄関係資料
1343件1478点(平成23年) 本資料は、築上郡友枝村(現、築上郡上毛町)に在住していた大森武雄(1853~1937)の関係資料であり、明治初期から大正期までの資料が伝来している。大森武雄は嘉永6年に下毛郡真坂村(現、中津市三光)に生まれ、築上郡友枝村土佐井の大森家を継いだ。友枝村会議員、築上郡会議員、福岡県会議員を歴任した関係から伝来した資料が多く残されている。
購入資料
17 岩手家文書
201件216点(平成23年) 本文書は、福岡藩士であった岩手家(竹中家)に伝来した資料群である。江戸後期から明治中期までのもので、竹中与右衛門重道と、養子の元三郎重英に関するものが大部分を占める。本資料では、幕末期における福岡藩上級藩士の行動や、維新直後の藩の軍制等について窺い知ることが出来る。
購入資料
17 高知県下防災防衛資料
98件103点(平成23年) 本資料群は、高知県幡多郡中筋村(現、高知県四万十市)において組織された消防組、水防組、家庭防空組、警防団など、村内における防災・防衛組織についての資料であり、大正末期から昭和20年頃までのものがある。
購入資料
17 生葉郡大石村文書
67件70点(平成23年) 本文書は、筑後国(久留米藩領)生葉郡大石村(現、うきは市浮羽町高見)に関する資料群である。資料は、江戸時代末期から明治中期にかけてのものが伝存しており、明治9年に、大石村と西大石村が合併して成立した高見村の文書を含む。なかでも、馬場氏に関する文書が多くを占める。筑後川流域における村落の治水事業など、村政の一端を窺い知ることができる。
購入資料
17 秋月藩士垂井文書
66件66点(平成23年) 本資料群は、秋月藩士の垂井氏に伝来したと考えられる文書群であり、おもに文化年間から明治時代初期のものである。垂井氏は馬廻組に属し、江戸時代を通じほぼ130石を宛われていた。資料群のほとんどが、江戸時代後期に二代にわたり、秋月藩の郡奉行、御目付頭、御納戸頭、御用役等を務めた垂井武兵衛と垂井半左衛門に関する文書である。
購入資料
17 吉鹿安次郎関係資料
39件44点(平成23年) 本資料群の総数44点のうち13点が、「株式会社福岡精工所白木原工場企画課設計係」に勤務していた「吉鹿安次郎」に関する資料群と考えられる。資料群中には、吉鹿の勤務していた福岡精工所関係の資料31点が含まれるが、戦後山口県下の温泉を旅行した吉鹿の個人的な資料等も含まれている。
購入資料
18 猪野雅起資料
1,167件1,362点(平成24年) 福岡藩士猪野家に伝わった文書資料群で,近世資料93点と近現代資料1,269点から成る。近世資料は,猪野家八代目作之丞(十蔵,昌),近現代資料は九代目鹿次のものが中心であるが,鹿次の姉崎の蔵書や筆写物,鹿次の長男忠雄一家の引揚に関する資料等も含まれている。
寄贈資料
18 市丸三郎資料
168件185点(平成24年) 近世中期から昭和期までの,博多・東町上(現博多区上呉服町・中呉服町付近)の町政に係る文書資料群。寄贈者の父市丸三郎氏が,同町の旧家・太田家の蔵が壊される際に引取り,“町の史料”として保管していたもの。
寄贈資料
18 佐伯家文書
260件274点(平成24年) 福岡・紺屋町(現中央区大名)で酒造業を営んでいた佐伯家の,江戸時代末期から明治中期にかけての文書資料群。酒の注文や支払関係の書類等,酒類販売の資料が大半を占めるが,明治初期の当主佐伯武平が御宮世話人を務めた警固神社保存会の資料等,佐伯家の社会活動に関する資料も含まれる。
購入資料
18 天野清太捕鯨関係資料 110件244点(平成24年) 山口県大津郡向津具村川尻(現長門市油谷川尻)で漁業を生業とした天野清太の家に伝来したと考えられる江戸時代末期から大正期にかけての文書資料群。天野清太が代表取締役及び精算人を務めた川尻捕鯨株式会社に関する資料が大半を占めるが,川尻浦の捕鯨組織であった鯨組や捕鯨社,捕鯨合資会社等に関する資料も若干含まれる。
購入資料
18 土居流記録 2件2点(平成24年) 博多・土居町下(現博多区綱場町、下川端町付近)の新島家に伝来したとみられる,土居流の町役人である「年寄」が書継いだ,延享3(1746)年から慶応2(1866)年までの記録。各流で年寄から選ばれ,流の代表として博多市中全体での協議に参加する「月行事」の諸活動に係る記述が多く含まれている。
購入資料
19 金山尚志資料 41件69点(平成25年) 本資料群は、筑前国那珂郡住吉村で生まれ、貴族院書記官や統監府書記官を歴任した金山尚志に関係する資料である。本資料群には、明治30年から38年まで記録された日誌類や菅公一千年祭開催のために明治三二年八月に結成された菅公会関係の記録の他、人相や手相等から人の性質や運命を判断する相学(相法)関係の写本類などが伝存している。
寄贈資料
19 田沼美紀子資料 2件3点(平成25年) 夢野久作『近世快人伝』に遠山満・奈良原至・杉山茂丸とともに取り上げられた、博多・大浜の魚屋湊屋の主人篠崎仁三郎と、その妻ユキの肖像画(対幅)と、仁三郎の後妻ナルの肖像写真が入れられていた額の裏板。いずれも仁三郎の曾孫にあたる寄贈者が保管していたもので、関係資料が少ない篠崎仁三郎に関する貴重な資料である。 寄贈資料
19 大分県玖珠郡八幡村飯田家文書 84件108点(平成25年) 大分県中西部の小盆地、玖珠川沿いに開けた綾垣村(明治22年以降八幡村)に居住した飯田弥右衛門・広吉が作成、伝来した資料108点である。 用水利用について取り決めた近世文書を含むものの、資料の大半は明治・大正期のものである。地域の顔役として、綾垣区域の共有財産の管理に当たったり、地押調査事業(明治18~22年)の際には、地主総代として丈量・勘定の作業に当たっていたことがわかる。 購入資料
19 博多下祇園町資料 57件64点(平成25年) 明治初期~昭和30年代までの下祇園町(現、福岡市博多区)に関する資料群。下祇園町町政に関する、規約・共有儲金・町費等に関する資料や、櫛田神社の式年遷宮関係資料から構成され、なかには式年遷宮の際、奏楽奉納を行った清音社・髙武卯之助氏の所有していた資料も含まれる。 購入資料
19 東長寺文書(一) 1669件1990点(平成25年) 東長寺文書は、真言宗別格本山東長寺(博多区御供所町)(山号南岳山)が所有する資料群。東長寺文書(一)は『福岡市文化財調査目録5 東長寺収蔵品目録』(1993年)に収録された「古文書」3,617件のうち資料番号1~1669にあたる、主に江戸時代の資料である。
 文書類は人事・会計など寺内組織に関するもの、東長寺と本山仁和寺、東長寺末寺院等との関係を示すもの、東長寺大檀越であった福岡藩二代藩主黒田忠之や同寺を菩提所とした三代藩主光之、八代藩主治高等の葬儀・法会等に関するもの、東長寺が座主支配した櫛田神社に関するものなどで構成される。東長寺に伝えられた教学及びその法流を示す聖教類もみられる。

《最終更新日 2022年11月25日》
マイクロフィルム収集資料
19 西村光博資料 3件3点(平成25年) 「書状」「系図」「命日書上帳」の三点から成る。書状は江戸時代前期に活躍した伊藤小左衛門が西村九右衛門に宛てたもの。西村氏は小左衛門と共に出雲鉄の取引に関与していた。所有者・西村光博氏の先祖は、松浦党の一族であり、のちに博多商人となった鶴田氏にさかのぼることができる。 マイクロフィルム収集資料
20 筑前国若杉山石井坊文書 16件57点(平成26年) 若杉山(糟屋郡篠栗町)山麓にあった僧坊、延年寺石井坊に伝来した資料である。江戸時代、石井坊は修験道寺院である竈門山宝仲寺の配下にあり、糟屋・宗像郡の竈門山寺院の触頭を務めていた。また、表糟屋郡の宗廟であった若杉山太祖宮の宮司別当として社務を掌っていた。資料には太祖宮縁起や太祖宮への寄進帳、また同宮で行われた祈祷内容を記録した冊子が伝来する。大正~昭和期の資料には当主である石井環氏の関わった史跡保存関係の資料が見られる。 購入資料
20 八女郡岡山村役場文書 16件16点(平成26年) 明治33年(1900)から昭和6年(1931)にかけて八女郡岡山村役場で作成されたとみられる簿冊。「辞令原簿」「庶務事蹟留」各1点、19ヵ年分の村会議事録類14点がある。岡山村は明治22年に9ヵ村を合併して成立し、はじめ上妻郡、同29年から八女郡に属した。昭和29年には大字前津・長浜は羽犬塚町等と合併して筑後市となり、その他の大字は福島町等と合併して筑後福島市となって直ちに八女市に改称した。 購入資料
20 博多店運上銀免札 3件3点(平成26年) 博多の商店に課された営業税である店運上銀が記載された免札。博多土居町下に在住していた麹屋藤七に「石見石水棚并板石かつら石細工石」、麹屋与平に「麹室」、善三に「髪結床」の商売をそれぞれ許可したもの。年月日は慶応元年10月となっている。免札に見える麹屋藤七及び与平の名から、本資料が当館所蔵資料の「新島家文書」(『平成22年度古文書資料目録16』所収)が伝存した新島家に関係する資料であることが分かる。 購入資料
20 その他購入資料 50件50点(平成26年) 明治期から昭和期までに主に福岡で刊行された刊本・版本類。明治7年4月に出された家禄引換公債証書発行条例に関する福岡県布告や、昭和3年4月に発行された現行福岡県学令類纂などがある。また、『川上児童楽劇園公演プログラム』の他、昭和前期の絵葉書やリーフレット類などの資料を含む。 購入資料
20 髙田茂廣収集資料(追加分) 高田小田文書 1805件2187点(平成26年) 既に寄贈されている髙田茂廣収集資料の追加分で、小値賀島(長崎県北松浦郡小値賀町)の小田家に伝来していたと考えられる、江戸中期から大正期までの資料群である。小値賀島での小田家は、小田伝兵衛重憲が貞享2年に鯨組を組織したことに始まる。その子・伝兵衛重利が財政的な基礎を築いた。重利は、網取法による捕鯨を始め、海産物商、廻船業、新田開発にも着手、広大な土地を所有した。重利死後も、新田を集積し続け、そこから得た米は酒造業に充てられたという。小田家の経済活動に関する資料を多く含む。 マイクロフィルム収集資料
21 藤史明資料 1053件1242点(平成27年) 寄贈者の母方の実家である吉浦家に伝来した資料群。吉浦家は三省の代に福岡藩に召し抱えられ城代組に属した。三省の父である三英は洲崎町で医業に従事していたが、息子の三省の代から学問所本役として召し抱えられた。本資料群には三省の息子の三明の他、三明の弟の弘毅、三明の死後吉浦家を継いだ三重、三重の早世後に吉浦家を継いだ三軌雄に関わる資料なども伝存している。 寄贈資料
21 金山尚志資料(追加分) 250件340点(平成27年) 『平成25年度古文書資料目録19』に掲載された金山尚志資料の追加分である。金山尚志(安政6年‐明治40年〈1859‐1907〉)は筑前国早良郡鳥飼村で生まれた。貴族院書記官、内務省参事官等を歴任し、明治38年には大韓帝国に派遣されて統監府書記官となるが、同40年にソウルで死去した。主に金山尚志関係の資料が多く伝来している。 寄贈資料
21 糟屋郡萬屋商店資料(追加分) 327件407点(平成27年) 糟屋郡湊村(現、新宮町)で、「萬屋商店」を営んでいた堺家に伝来したと考えられる資料。近世後期より、明治20年代頃までの資料が含まれている。酒造業のほか、醤油醸造、荷車営業、煙草販売など多様な業種に携わっていたことがわかるが、営業関係の資料は少なく、福岡藩士や村、農民に貸し付けた借用証文や、貢租関係の領収証が主体である。なお、同じ堺氏に伝来したと考えられる資料が、目録11に掲載されている。 購入資料
21 博多・松尾家文書 7件59点(平成27年) 博多・洲崎町上(現、博多区須崎町)の松尾家(屋号「幸屋」)に伝来したと考えられる資料。巻子5巻と印刷物1冊からなる。江戸時代末期の福岡藩からの褒状や、町役所から松尾又次宛ての呼出状などを含む。松尾家は、江戸時代末期、博多の町役である年寄や年行司を務めていた。
購入資料
21 中野徳次郎、昇関係資料 40件52点(平成27年) 福岡・大名町(現、中央区)に「銀杏(ぎなん)屋敷」と称された別邸を構えていた中野徳次郎と、その子昇代の、中野家および中野商店で生成されたと考えられる資料。明治44年から大正9年にかけての、熊田炭鉱(現、嘉麻市)、相田炭鉱(現、飯塚市)、亀山炭鉱(現、糟屋郡志免町)など鉱山経営に係る資料が主である。 購入資料
21 西村家由緒書 1件1点(平成27年) 博多・竪町浜(現、博多区下呉服町)の西村氏が享保18年(1733)から天保8年(1837)までの間に、藩へ差し出した14件の御用銀等に対する褒状の写しを1冊にまとめたもの。初代は「船頭商売」を営み、二代は竪町浜の年寄を務め、三代目は「両替所」の鑑札を請けた。四代目が本資料を作成した。 購入資料
21 その他購入資料 51件51点(平成27年) 本資料群は明治期から昭和期までに主に福岡で刊行された刊本・版本である。玉屋呉服店や博多ホテルのリーフレット類の他、博多の鋳物師の家系として知られる磯野家の磯野七平(二代目福岡市長磯野七平の子。「七平」は磯野家で代々襲名される名)が経営した鋳造所の引札も含まれる。
購入資料
22 高宮貝島本家資料(追加分 三) 1599件1834点(平成28年) 大之浦炭坑(現宮若市)など筑豊で炭鉱業を創始した貝島太助の弟嘉蔵の家筋に伝来した資料。嘉蔵の養子となった健次、その息子の孝、および孫の寿夫の3代にわたり、明治末期から昭和までの資料を含む。健次の欧米留学の際の日記や炭坑経営のメモ書き、孝の学生時代の教科書や成績証証明書、高宮(福岡)の留守宅を預かった貝島家執事に宛てた多数の書簡などがある。 寄贈資料
22 大内士郎収集資料(追加分) 20件20点 本資料群は、玄洋公民館(西区今宿)などで主事を務めた大内士郎氏が収集した今宿周辺地域の資料であり、『平成11年度古文書資料目録5』掲載資料の追加分である。「西村長臣関係資料」「松本富雄関係資料」「青木ヤス関係資料」から構成される。西村長臣氏は、今宿の酒造業「松屋」の13代目にあたり、今宿村村長や今宿農業会会長などを務めた。松本富雄氏は今宿校区青少年育成連合会長を務めていた。青木ヤス氏は寄贈者の祖母トクの妹であり、姉妹は壱岐神社(西区生の松原)の大宮司・青木家の出身である。 寄贈資料
22 河辺龍雄資料 1件10点 本資料は、寄贈者の父が所有していた和刻本漢籍である。書名は「二十七松堂集」であり、内容は中国の清時代の学者である廖燕(1644~1705)が執筆した文章をまとめた文集である。撰者の廖燕は字を柴舟といい、出身は清の曲江である。古文辞や草書を得意としていたが清へ仕官せずに在野へ留まった。封面によれば、刊行の年代は文久2年(1862)と記載されており、出版に関しては「吸霞山田徴校正蔵梓、柏悦堂発兌」と記されている。 寄贈資料
22 平井家資料 40件48点 本資料群は、福岡藩無足組に属していた平井家に伝来したとみられる資料群である。本資料群には、平井信圭が60歳から82歳まで書き記した日記である「年略記」(資料番号一、二)が伝存しており、年代は文政5年(1822)から天保14年(1843)までとなっている。その他特筆すべきは「筑前国糟屋郡宇瀰宮縁起」が伝存している点である。元禄6年(1693)に貝原好古が述作し、宇美八幡宮に寄進された「宇美八幡宮縁起」を、平井重信が浄書した関係から残されたものと考えられる。 購入資料
22 大石村弥吉家酒造関係資料 14件14点 明治20~30年代の生葉郡(同29年からは浮羽郡)大石村大字高見(現、うきは市)で弥(や)吉(よし)家が営んだ酒造業に関する資料3点と、その弥吉家が加入した酒造組合等に関する資料11点とから成る。福岡県下の酒造業者の組合編成が進められた時期の状況を知ることができる資料である。 購入資料
22 福岡湊町券帳 12件12点 福岡湊町(現、中央区港辺り)の券帳11冊である。券帳とは、福岡藩における地所台帳のようなもので、明治初年の地券発行まで使用された。天保6年(1835)頃の「券帳絵図」と、明治4年(1871)の「湊町本券帳」と「画図」から構成され、「券帳絵図」と「画図」は、絵地図に、間口、奥行、所有者、居住者等の名前が書き込まれている。明治4年の「本券帳」は、間口、奥行、所有者等の名前を書上げたものである。 購入資料
22 真武茂蔵宗像郡会関係資料 7件8点 明治29年(1896)から同32年にかけての宗像郡会の議決書、議事規則、郡参事会意見書等から成る。宗像郡会議員を務めた真武茂蔵の旧蔵資料であるとみられる。 購入資料
22 石井真雄養蚕関係資料 4件7点 大正4年度および翌5年度の養蚕日誌等と、自転車関係の届写とから成る。日誌は養蚕科の学生石井真雄がその修学過程で作成したものとみられるが、学校名やその所在地など現段階では判然としない。 購入資料
22 私立福岡図書館関係資料 3件4点 本資料は、明治35年(1902)に福岡市荒戸町(現、中央区大手門)の大社教福岡分院(現、出雲大社福岡分院〈西区今宿〉の前身)に開設された私立福岡図書館に関する資料群である。大社教福岡分院の分院長広瀬玄鋹が図書館の開設に尽力し、開館後は図書館主を務めた。本資料群には、私立福岡図書館内に設置された和歌の会である「八雲会」に関する資料も含まれる。 購入資料
22 青木綜一資料 10件62点 本資料群は、福岡湊町(現、中央区港辺り)において、「熨斗屋」の屋号で船庄屋、材木伐出問屋を営んでいた青木家に伝来したものであり、江戸時代後期から幕末にかけての、福岡藩から「熨斗屋」に申し渡された文書等を成巻した巻子5巻(古文書57点)と、肖像画(掛幅2点)とその覚書(2点)、そして「熨斗屋」で使用されていた、家紋が刺繍された胸当(1点)からなる。 マイクロフィルム収集資料
23 遠藤栄雅資料(一)  26件122点 本資料群は、博多・竪町下(現、博多区下呉服町)の遠藤家に伝来した文書群である。遠藤家は、この地で江戸時代から平成2年(1990)まで質屋を営んだ。平成17年3月の福岡県西方沖地震で蔵が破損し、保管していた古文書等を当館に移した。本資料群は、当館に預けられた膨大な資料の一部であり、博多商人であり文人としても著名な松永子登関係のものが中心を占める。 寄贈資料
23 下村資料 10件26点 熊本藩に御医師として奉職した下村氏に伝来した資料である。『古文書資料目録10』に所在調査資料として掲載されたが、この度、旧蔵者のご家族により寄贈を受けたものである。資料には、家系図、開業願などのほか、薬箱・薬袋・薬剤を調合する道具が含まれており、診療内容や医療技術を知ることができる。 寄贈資料
23 小河家文書 59件60点 本文書群は、『平成14年度古文書資料目録8』所収の寄託資料「小河資料」と関連する福岡藩士小河家に伝来したものである。本文書群には、之直や直能に関する資料が見られる他、之直の嫡子常章の弟直方の血筋に当たる直兼及び直如に関連する資料も伝存している。なお、直方から直如の系譜に連なる小河家の資料は、平成26年度に行橋市歴史資料館へ寄贈された「小河家資料」として伝来している。 購入資料
23 津田孫平次家文書 4件8点 砲術の家業によって福岡藩に仕えた津田孫平次家に伝来した資料である。享保年間に若松沖に出没した唐船の撃退での活躍、慶応年間に新設された芦屋・柏原砲台への勤務のことなど、同家の事蹟を知ることができる。同じく砲術役で福岡藩に仕えた家柄のうち、最も禄高の大きい津田武右衛門家は、孫平次家にとって本家に当たる。 購入資料
23 井手藤吉関係資料 5件5点 17世紀末、筑前国上座郡穂坂村(現朝倉市穂坂)で庄屋役を務めた井手藤吉が作成・書写した古文書5点から成る。その中で、「大道作替記録」は、宝永4年に成就する日田街道の付け替え工事に関する諸書付を、享保18年に編集したものであり、筑後川の氾濫とともにあった穂坂村の歴史を垣間見ることができる。 購入資料
23 東長寺文書(二) 1173件1923点 東長寺文書のうち資料番号1670~2842にあたる、江戸時代から昭和初期にかけての資料である。江戸時代の東長寺が惣録職として筑前国内仁和寺末寺院を取り纏めたゆえに生じた資料、東長寺が福岡藩主黒田家の菩提寺であるゆえに生じた資料のほか、東長寺僧によって集積された聖教類や、寺内堂宇の整備過程で作成された文書など、多岐にわたる資料で構成される。 マイクロフィルム収集資料
24 近藤郁隆(いくたか)収集資料 214件214点 本資料群は、高等学校で日本史を担当された近藤郁隆氏(1927~2015)の収集した資料群であり、亡くなられた後、長男・克巳氏から寄贈された。東北から九州の各藩が発行した藩札や米切手など120点が含まれる。ほかにも地券、通行証、知行宛行状、証文類、宗門改・人別改関係など、広域の多種多様な資料を含む。 寄贈資料
24 平田胤次(たねつぐ)資料 126件127点 建築家であった平田胤次(明治14<1881>7月14日~昭和39<1964>10月13日)が残した資料群。平田自身が記した履歴書4点、平田宛の小学校・工手学校卒業証書や感謝状等8点・辞令類99点と、建築経過写真16点から成る。履歴書・辞令類から、建築工事を監督する技術者が個々の現場でどのように処遇されたかが、写真からは大正・昭和初期の建築事情を窺うことができる。 寄贈資料
24 旧秋月藩士岩津家文書 87件88点 本文書群は、旧秋月藩士の岩津家に伝来したとみられ、資料には岩津七郎とその息子文太郎の名が見える。特に、秋月藩士であった岩津七郎が廃禄され、民籍編入となったため家禄を支給されなかった事に対する家禄返還請求関係の資料が多数を占める。伝来した資料の年代は主に明治期から大正期であるが、家禄返還請求に関わって収集された写本類の中に旧秋月藩に関わる資料が残されている。 購入資料
24 嘉麻郡小野谷村桑野家文書 17件18点 筑前国嘉麻郡小野谷村で庄屋役・大庄屋役を勤めた桑野新十郎家に伝来したと考えられる資料で、文政12年(1829)から慶応3年(1867)にかけての古文書から成る。小野谷村の年貢収納に関する資料や、面役の賦課に際して作成されたと思われる資料、役所に提出した願書の控書などがある。 購入資料
24 福岡藩士前田甚右衛門・喜太夫宛知行目録 1件2点 元禄16年(1703)の前田甚右衛門宛ての領知高目録、ならびに享保7年(1722)の前田喜太夫宛ての替知高目録の2点から成る。記載される知行地は、現在の糸島市、宗像市、福津市、鞍手町、粕屋町に及ぶ。甚右衛門、喜太夫の人物関係については不詳であるが、入手時、同一の包紙に入れられていたため、一括のものとして収載した。 購入資料
24 津田流砲術伝書 1件1点 砲術家として福岡藩三代藩主光之の代に登用された津田武右衛門守重が、同じく福岡藩士である浦上彦兵衛に宛てた津田流砲術伝書で、寛文10年(1670)8月11日の日付が記されている。二人の役職上の関係について、寛文年間の分限帳によれば、津田守重は無足頭浦上彦兵衛に属する無足であったことがわかる。 購入資料
24 東長寺文書(三) 731件1、911点 東長寺文書のうち資料番号2843~3617にあたる。江戸時代に東長寺が福岡藩主黒田家の菩提寺の一つであったゆえに生じた資料、東長寺が惣録職として筑前国内仁和寺末寺院を管轄したゆえに生じた資料のほか、近現代に至る、多岐にわたる内容の資料で構成される。

《最終更新日2023年11月9日》
マイクロフィルム収集資料
25 菅直登資料 675件884点 本資料群は、福岡藩士菅家に伝来したものであり、菅家の子孫にあたる故菅直登氏が保存していたものである。本資料群が伝来した菅家は、資料群の伝存状況やその内容から、菅兵七好久、市右衛門好道、弥右衛門好直、兵右衛門重遠、五八郎正格、直(直登氏の曽祖父)へと続いたことが分かる。本資料群には、菅兵七好久が直方藩の直方古御館御家預に命ぜられた折の実務に関わる資料の他、菅兵右衛門重遠が残した日記・覚書類など、近世から近代にかけて菅家の動向が分かる資料が伝存している。 寄贈資料
25 永田安子・古川直子資料 429件561点 福岡市西区横浜の永田家に伝来した近世中期から平成にかけての文書群である。本資料群には、江戸時代、福岡藩馬廻組に属した安藤・永田両家の資料を含む。これは寄贈者姉妹の祖父安藤茂が、母方の永田家を継いだことによると推定される。安藤茂は「永田弥次郎」となり、直方町長、今宿村村長等を務めた。ほかに永田家所在地域を中心とする共同体組織などに関連した近現代資料も多数含まれる。 寄贈資料
25 中村正一資料 9件25点 寄贈者の義叔父にあたる中村正一の戦死に関する資料で、遺品の鉄カブト、雑嚢、軍隊手牒、日章旗寄せ書きの他、従軍記章、肖像画、葬儀写真等によって構成される。中村正一は昭和七年第一次上海事変の廟行鎮の戦闘で戦死しており、手厚く葬られたことが窺える。 寄贈資料
25 恩塚美穂子資料 7件22点 寄贈者の両親が開拓に従事した旧満州浜江省五常県小山子(現、中華人民共和国黒竜江省ハルピン市五常市小山子鎮)九州村で撮影された写真や、母ヒサ子が実家に出した書簡など、開拓団での生活が窺える資料である。 寄贈資料
25 梅本真央資料 3件3点 福岡県立福岡中学で明治16年に創刊された文芸同人誌『文学叢誌』第一号、第二号、第四号である。いずれも活版印刷で、表紙を含み10~12丁の小冊子であるが、寄贈者の研究過程で発見され、今後の研究に寄与が期待される好資料である。 寄贈資料
25 森安平信処関係資料 2件11点 本資料群は福岡藩士森安平信処(1792頃~1862)に差し出された書状や書付など11点の資料から成り、二巻の巻物に収められている。資料の作成年代は文化年間から天保年間にかけてのものと推測される。 購入資料
25 貝島栄三郎関係資料 8件8点 本資料群は、貝島炭鉱の創始者である貝島太助の次男栄三郎(1875~1913)に関する資料群である。本資料群は、栄三郎と妻花子の写真、貝島炭鉱創業当時よりの功労者である園田覚助宛ての書簡、貝島太助の保有した瑞穂炭鉱の炭鉱札から成る。 購入資料
25 東長寺文書(四) 316件376点 東長寺文書のうち『福岡市文化財調査目録5 東長寺収蔵品目録』(福岡市教育委員会 1993年)刊行後に見いだされた資料である。「写本・版本・刊本」「儀式」「補遺」から成り、特に「儀式」には福岡藩主黒田家の周忌法要、伝法灌頂や修造供養など東長寺で執行された法会に係る資料がある。 マイクロフィルム収集資料
25 田隅タネ資料 88件88点 福岡市博物館所蔵「田隅タネ資料(宝珠山・原家文書)」である。中世は宝珠山氏、近世は原氏を名乗った武家の家文書で、旧所有者の母方の原家から田隅家に伝来した。宝珠山氏は南北朝期には筑前国上座郡宝珠山、鼓(現、朝倉郡東峰村)を本領とし、戦国時代には大内氏、後に大友氏に属した。宝珠山種良は豊臣秀吉の九州平定にあたって黒田孝高の指揮に従い、後に黒田家臣となる。種良は原氏に改姓し弥左衛門と名乗り、後に伊予と号した。後世に「黒田二十四騎」の一人に数えられた人物である。 マイクロフィルム収集資料
26 遠藤栄雅資料(二) 161件812点 博多・竪町下(明治7年から下竪町、現、博多区下呉服町)の遠藤家に伝来した文書群であり、資料名の栄雅氏は現遠藤家当主である。遠藤家は、この地で江戸時代から平成2年(1990)まで質店を営んできた。平成17年3月の福岡県西方沖地震で、母屋東側にあった蔵が破損し、保管していた古文書等を数回に分けて当館に移した。当館では現在、「遠藤栄雅資料(一)」(『平成29年度古文書資料目録23』所収 福岡市総合図書館発行)として、26件、122点を公開している。今回の「遠藤栄雅資料(二)」は、1700年代中頃から明治初期に作成された、竪町下の町政関係資料が大部分を占め、ほかに遠藤家家政関係資料がある。 寄贈資料
26 藤史明資料(追加分) 445件483点 『平成27年度古文書資料目録21』(以下『目録21』と表記)に掲載された藤史明資料の追加分であり、寄贈者の母方の実家である吉浦家に伝来した資料群である。本追加分では、主に吉浦三省(与太夫、紫洲)及び三明(十次郎)に関わる資料が伝来している。本追加分の目録編成については、『目録21』の目録編成に準じて「1 達、願書類」「2 日記、記録類」「3 学問所」「4 海防、幕末情勢」「5 書簡類」「6 文芸」「7 その他」に大別した。特に、三省(紫洲)が作成した日記類の他、「学館考校調子規則」(資料番号二一)、「学館規則」(資料番号二二)、「居寮規則」(資料番号二三)などの学問所関係の資料の伝来がみられる。 寄贈資料
26 明治期出版物資料 246件246点 明治期に福岡県内で出版された書籍類である。明治期は近世以来印刷に使用されてきた木版墨摺から活版印刷へと移行していく時期にあたる。その版元は書店を兼ねていることが特徴である。具体的には林斧介(磊落堂)、山崎登(浩然堂)等があげられる。また、版元の緩やかな連携も見られ、連璧社(連璧書楼・連璧書楼製本会社)は明治10年代半ばから後半に、福岡の版元が連合して出版した会社である。明治期の福岡県内の出版物を集積したもので、コレクションの来歴は不詳であるが、近代の、福岡県内の出版事情を窺い知る事ができる資料群である。 購入資料
26 三苫又四郎家文書 10件71点 怡土郡井原(いわら)村(現、糸島市井原)の三苫家、なかでも又四郎正一に始まる家で生成されたとみられる文書群である。三苫家を出所とする資料はこのほか、九州大学が所蔵する大庄屋家の文書や本家の文書、福岡県立図書館がマイクロフィルムによって収集した大庄屋家の文書などが知られている。本資料の年代は宝暦13年(1763)から文久4年(1864)にわたる。文書64点は主に当家の土地集積、財産分与、福岡藩からの褒賞などに係る内容を有し、巻子四巻に収められている。なかには、福岡藩からの文書についていつどこで誰から受け取ったかなどを記述した「覚」があり、福岡藩郡方の文書伝達のあり方が垣間見られるとともに、三苫氏が家の由緒を物語る文書を整理、保存し後世に伝えようとした様子が窺える。
購入資料
2021 益冨資料 1,435件2,675点 益冨資料とは、平戸藩領の生月島(現、長崎県平戸市生月町)を拠点として鯨組を営んでいた益冨家に伝来した資料群である。内容は、益冨家が営んでいた捕鯨業に関わる資料群がその大半を占める。生月島を拠点とする益冨組は、近世中期から明治初期に至るまで鯨組の経営を行った。益冨組の経営は、「鯨組の組織の規模が当時のいかなる産業の規模をもはるかに上廻っていたことは明らか」と言われるほど大規模であった。益冨組は、大坂や長崎のみならず赤間ヶ関(下関)・熊本・福岡などに鯨商品の販路を持っており、その利益によって生じる運上銀は平戸藩の財政を潤した。その中には、益冨組と福岡藩との取引に関する資料も多数含まれる。
令和3年度末に、当館ホームページの「福岡市総合図書館古文書資料収蔵品データベース」において公開を開始した。今後順次公開していく予定である。 
※冊子の目録は刊行していないため、「掲載目録番号」には公開年度を西暦で記載した。             

《公開開始日2021年3月31日 /最終更新日2023年12月23日》
マイクロフィルム収集資料
2022 東長寺文書(五)  44件1050点 東長寺文書のうち、資料番号A3064~A3107の詳細目録である。これらは従来、東長寺文書(三)資料番号A3064~A3107(44件46点)として公開してきたが、包紙や封筒で一括された資料については1点ごとの詳細目録を作成し、令和5年度には20件539点の目録を追加する。
なお、目録上、東長寺文書(三)の当該資料は削除するので、東長寺文書(五)をご利用いただきたい。
≪公開開始日2022年11月25日/最終更新日2023年11月9日≫
マイクロフィルム収集資料
2022 藤史明資料(追加分二) 4件4点 「藤史明資料」(『平成27年度古文書資料目録21』所収)・「藤史明資料(追加分)」(『令和2年度古文書資料目録26』所収)の追加分である。博多祇園山笠の様子を写した明治期の写真4点が伝来している。写真の内、2点は明治4年、残る2点は明治25年のものである。4点の中でも、特に明治4年の二番山笠と四番山笠の写真は希少であり、明治初期の博多祇園山笠の実情を知る上で好個の資料である。

《公開開始日2022年6月29日 /最終更新日2022年6月29日》
寄贈資料
2022 遠藤栄雅資料(三) 118件685点 本資料群は、博多・竪町下の遠藤家に伝来した資料群で、2018年に「遠藤栄雅資料(一)」(『平成29年度古文書資料目録23』)として、26件122点を、2021年に「遠藤栄雅資料(二)」(同『目録26』)として、161件812点を公開した。今回の「遠藤栄雅資料(三)」は、118件685点からなり、江戸末期の「御触状写」や典籍類約30点を除くと、ほとんどが明治初期から昭和前期にかけてのものである。とくに「五代遠藤甚蔵」に関するものが18件542点と最も多く、甚蔵の当選証書や辞令、褒状等が、巻子や画帖(折本)の形状で残されている。

《公開開始日2022年7月15日 /最終更新日2022年7月15日》
寄贈資料
2023 髙田茂廣収集資料(追加分 前田文書 一) 233件247点 寄贈資料・髙田茂廣収集資料の追加分であり、生前、髙田氏が能古島(現、西区能古)の前田家から譲り受けたものである。系図によれば、前田家は小早川隆景の家臣であったが、慶長年間に名島(現、東区名島)から能古島に移り住んだ。能古島は、江戸時代、大規模廻船集団「五ケ浦廻船」の一浦として廻船業で栄え、福岡藩の年貢米をはじめ、幕府や諸藩の物資を扱い、その活動は北海道まで及んでいたという。本資料群には、廻船頭取を勤めた前田治右衛門(1788~1834)による「五ケ浦廻船方記録」などを含んでいる。
《公開開始日2023年5月25日 /最終更新日2023年5月25日》
寄贈資料
2023 高宮貝島本家資料(追加分 四) 5件5点 貝島炭鉱の創始者である貝島太助の末弟である嘉蔵家に伝来した資料群。当館では、これまで『平成11年度古文書資料目録5』『平成12年度古文書資料目録6』・『平成21年度古文書資料目録15』・『平成28年度古文書資料目録22』に高宮貝島本家資料を所収しており、本資料はその追加分である。本資料は、貝島健次が、欧米を遊学した際に記録した日記である。健次が遊学時に作成した日記は、全6冊伝存しており、3冊目については既に『目録22』に所収している(「洋行日記」資料番号A15)。
《公開開始2023年5月9日/最終更新日2023年5月9日》
寄贈資料
2023 遠藤栄雅資料(四) 15件356点 博多・竪町下の遠藤家に伝来した資料群であり、平成29年度に公開した遠藤栄雅資料(一)、令和2年度公開の(二)、令和4年度公開の(三)の追加分にあたる。本資料群の(四)には「博多財産区会」に関する資料2件97点が含まれる。遠藤家五代目当主・遠藤甚蔵は、博多財産区貯蓄委員、同会副議長、同会議長などを歴任し、明治37年には「博多財産区備荒貯蓄起原沿革記」をまとめ、同会に貢献した。《公開開始日2023年11月9日 /最終更新日2023年11月9日》 寄贈資料

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