開催日時 |
|
---|---|
施設 | 福岡市総合図書館 |
日 時:令和5年12月3日(日)13時~16時30分
会 場:総合図書館 第1会議室(3階)掲載
主 催:国連ハビタット福岡
日本国際連合協会福岡県本部
福岡市総合図書館(九州国連寄託図書館)
参加者:中・高校生 12名 大学生6名
内 容:①「大学生のグローバル活動から学ぶ」大学生4グループの活動報告
②「ハビタット村の復興ワークショップ」
③中高生と大学生のグローバル交流会
当館での中学生・高校生と大学生のコラボイベントは平成27年の初開催から今回で9回目を迎えますが、今年は九州で唯一の国連機関「国連ハビタット福岡」の主導でさらに魅力的なイベントとなりました!
大学生の活動報告では、九州産業大学、西南学院大学、福岡女子大学(社会が抱える問題に自分たちなりの活動を考案して行っている学生有志グループ「PUKA(ぷか)」)、ハビタット福岡の学生の皆さんから、写真や動画を交えて魅力ある発表をしていただきました。発表後の質疑応答では中高生の参加者から次々と手が上がるなど、参加の皆さんの興味の深さがうかがえました。
3つのグループに分かれて行ったワークショップでは、それぞれが大雨で被災した架空の村「ハビタット村」の住民になりきり、被災後の村をどのように復興していくかについて話し合いました。自分のことだけでなく、周りの人々の立場や村全体の将来も考慮に入れながら、何を優先し対処していくのか、という決断は今後の人生においても直面するだろう問題です。自分の思いは伝え、相手の意見にも真摯に耳を傾け、意見をすり合わせていくという過程で白熱した議論が交わされていました。最後の各グループの発表は、どれも熱い思いが伝わってくる内容で、どのグループも大きな拍手を浴びていました。
各グループについてくれた大学生が中高校生を優しくサポートしていて、中高生が年の近い先輩と話し合う様子は、大人相手とは異なり、心を開き本音で接することができているように思えました。
大学生から自身の活動について話を聞くこと、国連ハビタットの紹介やワークショップ、交流会を通じて、大学生になることへのモチベーションの向上にもつながったはずです。
グローバル・SDGsをキーワードに、将来に向けての希望や意欲が満ちた会場は、若者たちのエネルギーであふれていました!