福岡市総合図書館
メールマガジン(2017年11月号)
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　こんにちは、ももち浜子です。
　11月12日（日）は「福岡マラソン2017」の日です。総合図書館付近は車いす競技・ファンランのフィニッシュ会場になり、ランナーの熱気にあふれます。
　なお、総合図書館南側の「よかトピア通り」は8:05~9:39の間は横断できませんのでご注意ください。（ドーム前陸橋と愛宕大橋地下通路は通れます。）
　それでは、今月も図書館の旬な情報をお届けします。
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《もくじ》
1.図書館のことば【司書】(ししょ)
2.イチオシ情報
(1)今月の一冊『魔法使いになる14の方法』　
(2)文学＆文書　
1) 郷土資料展示「鴻臚館」
2）文学館企画展「上野英信　闇の声をきざむ」
(3)11月のシネラ　「小林正樹監督特集」
(4)エントランスイベント「秋の収穫祭」　
1) 九州北部豪雨災害復興チャリティーバザー
2) 物産展
3) 「スーパーボールすくい」＆「輪投げ」
4) 神楽舞
5) 大道芸
6) ペープサート「赤ずきん」＊紙人形劇
7) 音楽の夕べ＊マンドリン演奏
8) レストラン「マルキーズ」の出店販売
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1.図書館のことば
【司書】(ししょ)
　図書館資料の選択、分類、目録作成、貸出業務、レファレンスなどを行う図書館の専門職員。
　英語でlibrarian（ライブラリアン）、フランス語ではbibliothecaire（ビブリオテケール）といいます。
　日本での歴史は結構古く、1899年に公布された「図書館令」が1906年に改正されたときに「司書」が誕生。今年で111年目ということになります。
　ちなみに、江戸時代末期の「乙丑（いっちゅう）の獄」の当事者、福岡藩家老の「加藤司書」は図書館とは無関係です。(も)
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2.イチオシ情報
(1)◆今月の一冊◆
『魔法使いになる14の方法」』 創元推理文庫
ダイアナ・ウィン・ジョーンズほか/著
ピーター・ヘイニング/編　東京創元社2003年
　ネズビットをはじめとする著名な児童作家、ファンタジーの名手たちによる魔法をテーマにした14編。
　魔法は使い方次第で時には怖いことも…。ちょっと不思議でドキドキする物語。
　日常に戻ってきたとき何かが少し違って見えて、読んだ後の余韻が心地良い。
　昔から多くの作家が魅了されてきた魔法使いの伝承についても語られ、様々な作品の舞台背景を知ることができる。短編で読みやすく、中高生だけでなく大人が読んでも楽しい。(TS)
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(2)◆文学＆文書◆(ぶんぶん)
1)◇郷土資料展示◇
「鴻臚館」
　福岡市博物館の特別展は10月22日で終了しました。
　「まだまだ大丈夫」と思っているうちに会期が終わってしまって見逃した方は、総合図書館２階奥の「郷土・特別資料室展示－鴻臚館」へ、本を読みにお越しください。
　鴻臚館関連本と博物館図録『よみがえれ！鴻臚館：行き交う人々と唐物』をそろえています。
　「展示本リスト」も配布しています。
▽会期：~11月29日(水)
▽会場：総合図書館２階「郷土・特別資料室」
[詳しくはこちらへ]
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/1293
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2)◇文学館企画展「上野英信　闇の声をきざむ」◇
　記録文学者・上野英信（えいしん）の思想と仕事について考察し、紹介します。
▽会期：11月10日(金)～12月17日(日)
▽会場
《第１会場》総合図書館１階「ギャラリー」
《第２会場》赤煉瓦文化館１階「展示室」
　　　　（中央区天神1-15-30）
　　　＊開館時間：9:00~21:00(月曜日休館)
●関連イベント●
＊すべて無料です。
[関連イベントの申込方法など詳しくはこちらへ]
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/1055
★1) 「読書講座『地の底の笑い話』を読む」～企画展ワーキングメンバーと読む上野英信
　　a.第１章・第２章を中心に
　　　◎日時：11月29日(水) 19:00~20:30
　　　◎講師：坂口博氏
◎進行：前田年昭氏
　　b.第３章・第６章を中心に
　　　◎日時：12月５日(火) 19:00~20:30
　　　◎講師：井上洋子氏
　　　◎進行：田代ゆき(企画担当者)
　　▽会場：赤煉瓦文化館２階「会議室３」
　　▽定員：30名(要事前申込：先着順)
　　▽申込開始日：11月１日(水)
★2)　赤煉瓦夜話「73夜」
上野朱さんに聞く「筑豊文庫の日々」
▽講師：上野朱(あかし)氏(古書店主)
▽聞き手：田代ゆき(企画担当者)
▽日時：11月16日(木) 18:30~20:00
　　　　　　(開場18:00)
▽会場：福岡アジア美術館「あじびホール」
(博多区下川端町3-1博多リバレインセンタービル)
▽定員：70名(事前申込不要)
★3) トーク「上野英信の仕事、その後の仕事」
　a.「上野文学と沖縄」
　　▽講師：三木健氏(ジャーナリスト、元琉球新報社
　　　　　　　　編集局長・取締役副社長)
　　▽日時：11月23日(木・祝) 14:00~16:00
　　　　　　　　(開場13:30)
　b.「『私は神ではない、怨霊だ』上野英信・若き日の
　　軌跡」
　　▽講師：川原一之氏(記録作家、アジア砒素
　　　　　　　　ネットワーク)
　　▽日時：12月９日(土) 15:00~17:00
　　　　　　　　(開場14:30)
　　▽会場：総合図書館３階「第２会議室」
　　▽定員：50名(事前申込不要)
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(3)◆11月のシネラ◆
◇「小林正樹監督特集」◇
　昨年、生誕100年を迎えた日本映画の巨匠「小林正樹監督」の特集です。
　おすすめは「この広い空のどこかに」。
川崎市の酒屋「森田屋」には主人の良一と妻のひろ子、良一の母しげ、学生の登、そして登の姉泰子がいた。
　良一は優しい人柄でひろ子と仲が良かったが、ひろ子は、戦争で足が不自由になり婚期を逃した泰子と義理の母しげの間で苦労していた。
　泰子は劣等感から家にこもりがちで冷たい性格になっていた。しかし、森田屋の昔の使用人「俊どん」が泰子を気にかけていることを知り、次第に気持ちが変わっていく。　　
　戦後の市井の人々の姿を描いたホームドラマの秀作。
　登場人物がおおらかで明るく、ささやかな幸せを感じることができる。
　小林正樹監督といえば「人間の條件」に代表される重厚な作品が有名だが、初期の作品にこのような愛すべきホームドラマがあることは注目である。(TC)
[詳しくはこちらへ](外部サイト)
http://www.cinela.com
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(4)◆エントランスイベント◆(よ)
◇秋の収穫祭◇　
＊すべて参加無料
▽日時：11月19日(日) 10:30~18:00
▽会場
4)5)は総合図書館正面玄関前の広場
それ以外はすべて「エントランスホール」
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1) 九州北部豪雨災害復興チャリティーバザー
　ご賛同いただいた企業から出品された新米・果物・飲料水など盛りだくさん。
　売上の全額を九州北部豪雨災害義援金として寄付します。
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2) 物産展
▽時間：10:30~16:00(なくなり次第終了)
＊売上の一部を義援金として寄付します。
《中津市山国町》　　　
　新米・新鮮野菜・加工食品。　
《唐津市肥前町》
　鯛めし、ちりめんじゃこ、茹でちりめん、鯛（調理済）の真空パックなど。
[鯛の真空パック]
　電子レンジでチンするだけで焼き立ての鯛が食べられます。骨も抜いてあるので安心です。
　保冷バッグでお持ち帰りいただけます。
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3) 「スーパーボールすくい」＆「輪投げ」
▽時間：10:30~16:00(景品がなくなり次第終了)
▽定員：それぞれ200名。
楽しく遊んで景品をゲットしてくださいね！
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4) 神楽舞
《１部》10:30~12:30
《２部》13:30~15:30
　中津市山国町の「山国こども神楽」が登場します。
　この神楽は「豊前神楽」を源流としており、時には優しくユーモラスに、時には激しく勇猛に舞うことが特徴で一見の価値あり。
　小学１年生から中学１年生までが週１回練習し、技と精神を鍛えているそうです。
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5) 大道芸
「バルーンパフォーマー　TOY(トーイ)さん」
▽時間：10:30~16:00
　動物からキャラクターまで、一つひとつ丁寧に、想いを込めて作られる多数のレパートリーで楽しませてくれます。　　　
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6) ペープサート「赤ずきん」
▽時間：16:00~16:30
　総合図書館職員によるグリム童話「赤ずきん」の紙人形劇です。
　赤ずきんちゃんやオオカミが、特設ステージの中で元気に動きます。お話の中に引き込まれること間違いなし！
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7) 音楽の夕べ
女性カルテット「ピアンタ」によるマンドリン演奏　
▽時間：17:00~18:00
　学生時代からマンドリン・ギター合奏を続けてこられた女性カルテット「ピアンタ」。
　曲目は、エストレリータ、ひまわり、瀬戸の花嫁、知床旅情など。懐メロが心に沁みます。
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8) レストラン「マルキーズ」の出店販売
　さつま芋おにぎり、パンプキンコロッケ、りんごタルトを販売。秋の味覚を楽しんでくださいね!
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　最後までお読みいただき、ありがとうございました。
　インフルエンザ流行のニュースが聞こえる季節になりました。私も早めに予防接種をしたいと思います。
　それでは、また来月お会いしましょう。(も)
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【お問い合わせ先】
library-unei.BES@city.fukuoka.lg.jp
担当：西山(メルマガ担当)
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