〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
TEL:092-852-0600(代表)

文字サイズ
小
中
大
検索
2018年09月28日

福岡市総合図書館メールマガジン(2018年10月号)

福岡市総合図書館
メールマガジン(2018年10月号)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
こんにちは、ももち浜子です。
10月8日は「体育の日」ですね。
半世紀の間親しんできたこの名称も2020年東京オリンピックの年から、「スポーツの日」に改められるそうです。
それでは今月も旬な情報をお届けします。
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
《もくじ》
1.図書館おでかけガイド 【マルキーズ】
2.イチオシ情報
(1)今月の一冊 『未来のだるまちゃんへ』
(2)文学&文書
ホームページ「古文書資料紹介」の更新
(3)10月のシネラ
1) 友好提携10周年記念「ベトナム映画特集」
2)「100年の映画」
(4)お楽しみイベント
1)第7回 ビブリオバトル
2)POP作り講座
3)ペーパークイリング制作
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
1.図書館おでかけガイド
【マルキーズ】
総合図書館1階の正面エントランスの左側にあるレストランのことで、座席数は44席です。
人気の日替わりランチとドリアなどの食事やコーヒー、テイクアウトができるパンバスケット・サービスが楽しめます。お気軽にご利用ください。
ちなみに英語で「marquise」とは「侯爵夫人」という意味だそうです。
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
2.イチオシ情報
(1)◆今月の一冊◆
『未来のだるまちゃんへ』 かこ さとし/著 文藝春秋 2014年6月
「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」等で有名なかこさとしは、自然科学や社会に関する知識絵本、遊びについての本など、子ども向け或いは子どもに関する作品を数多く残しました。この本は、今年92歳で亡くなった彼が2014年88歳の時に語った、自身が絵本作家になるまでの経緯と子ども論です。
かこさとし作品の根底にある、子どもたちへの思い・願いを知ると、また絵本を読み直したくなることでしょう。
******************************
(2)◆文学&文書◆(ぶんぶん)
◇ホームページ「古文書資料紹介」の更新◇
「古文書資料紹介vol.3」では、明治3年(1870)に撮影されたと伝えられる福岡藩士の写真を新しく掲載しました。
この写真は福岡藩士の伊丹家に伝来したもので、幕末に伊丹家の当主となった伊丹親賢と6名の藩士たちが写っています。当時20代の親賢と、同年代の青年藩士たちがリラックスした雰囲気で撮影に臨んだ様子がうかがえる写真です。ぜひホームページをチェックしてみてください。
☆写真は当館2階の文書資料室で、デジタル画像を閲覧することもできます。
******************************
(3)◆10月のシネラ◆
1)◇福岡県とハノイ市友好提携10周年記念「ベトナム映画特集」◇
ベトナム独立宣言から続いた戦乱も、ベトナム戦争の終焉によって終わりを迎えた70年代から、徐々に「世界の工場」へと変貌していく現代までの秀作を上映します
今月のおススメは「アオザイ」です。
アオザイはベトナムの有名な民族衣装ですが、この作品では女性のアイデンティテイーとして描き、戦争の中でも失われないベトナム女性の美しさと強靭さを象徴しています。アメリカで映画製作を学んだ監督が、新しい時代のべトナム映画として製作していて、釜山国際映画祭とアジアフォーカス・福岡国際映画祭で観客賞を受賞しました。
 解放運動を指揮するヒロインの姿がモスクワ映画祭主演女優賞を獲得した「愛は17度線を越えて」、5人の子どもたちが日々の生活に悪戦苦闘しながら待ち続ける母親のお仕事とは?「おかあさんはおるす」、ベトナムを代表する女性監督ヴィエト・リンによる、スイスのフリブール映画祭グランプリ受賞作「旅まわりの一座」、黒人米兵と少数民族の娘の間に生まれた青年の生き様を描く、90年代の傑作「黒いサボテン」、ベトナム国内のキリスト教徒の村という設定が珍しい「ナイフ」、ベトナム戦争時代の学生運動が描かれている点も珍しいが、戦争の英雄が不正を行うなどの現代的なテーマが盛り込まれている「ロイテ ―誓い―」、南北ベトナムの中間地帯で統一まで自由な往来ができなかった村で20年も引き裂かれていた夫婦。ベトナム映画でしか描けない傑作「砂のような人生」、翌朝前線に出征する主人公が恋人と結婚式を挙げ最後の一夜を過ごそうとする「朝よ 来ないで」、13歳で精神的成長が止まり、純粋で美しい過去に生きる主人公と失ってしまった古き良きベトナムとが、愛惜の念をもって描かれる秀作「グァバの季節」、伝統が失われつつあるフランス植民地時代に、儚い愛の物語が哀愁を帯びた楽曲と共に語られる「メタオ」、ゴミ捨て場で金を稼ぐ主人公の成長と、社会主義社会であるベトナムの変貌が投影される「ゴミの山の大将」、父をブルース・リーだと教えられてきた知的障がいがある主人公が母親の死後、父親に会うために旅立つ、ベトナム版カンフーアクション「伝説の男」、ベトナム戦争中の南ベトナムで米兵が拾った日記が、35年を経てベトナムに住む持ち主の母親に返還された事実を基にした、福岡観客賞も受賞した感動作「きのう、平和の夢を見た」です。
2)◇特別企画「100年の映画」◇
「100年」という時間をテーマとしたドキュメンタリー映画2作品を上映します。
1910年に明治天皇暗殺を計画したとされる「大逆事件」から100年を経て、当時の犠牲者が何を考え、何をしようとしていたのかを明らかにする「100年の谺(こだま)大逆事件は生きている」。
 そして、1908年に画家・岡田三郎助が東京恵比寿に建てたアトリエ。その隣に創設した女子洋画研究所からは、森田元子やいわさきちひろ等を輩出しました。アトリエに残された16ミリ映画等の資料を使いながら、西洋美術を日本に定着させるために集った芸術家たちの姿が浮かび上がる「あるアトリエの100年」。
 特別企画事業(大人600円)として上映します。
[詳しくはこちらへ](外部サイト)
http://www.cinela.com/
******************************
(4)◆お楽しみイベント◆
過ごしやすい気候になってきました。読書の秋、芸術の秋にぴったりのイベントを開催いたします。
1)◇第7回ビブリオバトル◇
バトラー5名で、自分が好きな本(雑誌や漫画でもOK!)について、5分間ずつアツく語っていただきます。全員のプレゼンが終わった後、どの本が一番読んでみたかったかを、バトラーとその場にいる聴衆者全員で決めていきます。見事チャンピオンに輝いた方にはチャンプ本賞を準備しております。
我こそは!と思った方、みんなの前でトークする勇気をつけたい方、本が大好きな方、ご参加・ご観戦をお待ちしております!
▽日時:10月14日(日)11:00~12:30
▽場所:エントランスホール
▽参加費:無料
※バトラー5名様募集中 
▽申込み方法:来館、電話、E-mailで「よかたい図書館共同事業体」まで。
[来館] 総合図書館1階「総合案内」
[電話] 092(852)0600(総合図書館代表)
[E-mail] yokatai@tbknet.co.jp
2)◇POP作り講座◇
書店などでよく見かけるPOP(ポップ)、小さいカードに本の内容が端的に書いてあります。あなたも思わず本を手に取りたくなるようなPOPを作ってみませんか。
かたやまPOP工房の片山氏と、本館職員がPOPの作り方やポイントを指導。作品は図書館にて掲示します。
▽日時:10月21日(日)15:00~17:00
▽場所:総合図書館3階「第2会議室」
▽定員:25名(先着順)
▽参加費:無料
▽申込み方法:館内にある申込用紙に記入して、1階図書サービス課の案内カウンターへ
3)◇ペーパークイリング制作◇
ペーパークイリングとは、細長い色紙を巻いて渦巻き型のモチーフを作り、モチーフ同士を貼り合わせて作るペーパーアートです。紙を巻くためのクイリングツールを使い制作していきます。
ハンドメイドが好きな方、細かい作業が好きな方、じっくり自分と向き合いたい方など、お待ちしております。
▽日時:10月28日(日)
1回目10:30~12:00
2回目13:30~15:00
▽場所:エントランスホール
▽定員:各10名(先着順)
▽参加費:300円 (全額九州北部豪雨災害支援金とさせていただきます)
▽申込み方法: 電話、E-mailで「よかたい図書館共同事業体」まで。
[電話] 092(852)0600(総合図書館代表)
[E-mail] yokatai@tbknet.co.jp
∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、来月お会いしましょう。(も)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
*本メールは送信専用サーバーから送信していますので、ご返信いただけません。
【お問い合わせ先】
library-unei.BES@city.fukuoka.lg.jp
担当:西山(メルマガ担当)
【総合図書館ホームページ】
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/
【メルマガの登録解除はこちらへ】https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/toshokan/magazine_users/unregist

このページの先頭へ