〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
TEL:092-852-0600(代表)

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2018年10月31日

福岡市総合図書館メールマガジン(2018年11月号)

福岡市総合図書館
メールマガジン(2018年11月号)
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 こんにちは、ももち浜子です。
 インフルエンザ流行のニュースが聞こえる季節になりました。私も早めに予防接種をしたいと思います。
 それでは今月も旬な情報をお届けします。
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《もくじ》
1.図書館おでかけガイド 【エントランスホール】
2.イチオシ情報
(1)今月の一冊 『悪童日記』三部作
(2)図書館でボードゲームをしよう
(3)文学&文書 
1)郷土資料展示 「九州の仏」
2)福岡市文学館企画展 「青春の光芒―矢山哲治と文芸雑誌「こをろ」 」  
(4)11月のシネラ 「日本映画を代表する女優「吉永小百合」の特集」
(5)お楽しみイベント
1)家族で回し読み新聞を作ろう!
2)秋の収穫祭
3)ギターアンサンブル「アフタヌーンコンサート」
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1.図書館おでかけガイド
【エントランスホール】
 エントランスとは、建物の入口部分のことをいいます。
総合図書館のエントランスホールでは、さまざまなイベントを開催してます。
 節句祭やチャリティ物産展など、年末はしめ縄つくりもありますよ。ぜひ、遊びに来てください。
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2.イチオシ情報
(1)◆今月の一冊◆
『悪童日記』三部作
アゴタ・クリストフ/著 堀 茂樹/訳 早川書房 ハヤカワepi文庫
『悪童日記』2001年(1991年)
『ふたりの証拠』2001年(1991年)
『第三の嘘』2002年(1992年)
※( )は単行本が発行された出版年
 『悪童日記』は、第二次世界大戦末期、疎開した双子の男の子「ぼくら」が、過酷な時代に生きる人々の生き様や自分たちの生活を、感情を排した文体でノートに書き留めていく物語。
 続く『ふたりの証拠』では少年だった彼らの青年期、『第三の嘘』では晩年の物語が語られるが、1冊ごとにそれまでに描かれてきた物語が全く異なる様相を呈して語られていく。
 物語の真実はどこにあるのか。それは正答がない人生の真実そのものともいえる。
 ぜひ3冊一気に読んでもらいたい。
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(2)◆図書館でボードゲームをしよう◆
 ボードゲームとは、人生ゲームやモノポリー、UNOなどのように、カードやサイコロなどを使って遊ぶアナログのゲームで、世代を問わず楽しむことができます。
 今回のイベントでは、「ボブジテン」「ひらがなポーカー」「横暴編集長」「ナンジャモンジャ」「枯山水」「Bring Your Own Book」などのゲームで遊ぶ予定です。みんなであつまって楽しくあそびましょう。
▽日時:11月10日(土)13:00~15:30
▽会場:総合図書館3階「第1会議室」
▽対象:小学生以上(小学校低学年は保護者同伴)
▽参加費:無料 自由参加
※来場者多数の場合はお待ちいただくことがあります。あらかじめご了承ください。
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(3)◆文学&文書◆(ぶんぶん)
1)◇郷土資料展示◇
「九州の仏」
 11月4日(日)までの福岡市博物館・特別展「浄土九州 九州の浄土教美術」の開催中に、このメルマガを読まれたのであれば、急いで、博物館に行くことをお勧めします。本は書棚に並んでいますが、特別展は終了します。後日、総合図書館2階奥の郷土・特別資料室で、ゆっくり九州の仏像の本を閲覧してください。特別展図録も所蔵しています。
▽会期:~11月29日(木)
▽会場:総合図書館2階「郷土・特別資料室」
2)◇福岡市文学館企画展◇
「青春の光芒―矢山哲治と文芸雑誌「こをろ」」
 昭和14年から19年にかけて福岡で二十代の若者たちによって発行された伝説の文芸雑誌「こをろ」とグループの中心的な存在であった夭逝の詩人・矢山哲治について紹介する展覧会です。
▽会期:11月9日(金)~12月16日(日)
▽時間:10:00~19:00(日・祝日は18:00まで)
▽会場:総合図書館1階「ギャラリー」
◇関連イベント◇
★赤煉瓦夜話78夜 「福博のカフェ談義」★
▽日時:11月15日(木)19:00~20:00
▽会場:カフェ・ブラジレイロ(博多区店屋町1-20)
▽講師:中村好忠(カフェ・ブラジレイロ店主)
★文学講座「「こをろ」と矢山哲治」★
▽期日:11月17日(土)14:00~15:30
▽会場:総合図書館3階「会議室」
▽講師:近藤洋太(詩人・文芸評論家)
★ギャラリー・トーク(学芸員による展示解説)
▽日時:11月24日(土)・12月8日(土)14:00~14:30
▽会場:総合図書館1階「ギャラリー」
[詳しくはこちらへ]
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/1405
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(4)◆11月のシネラ◆
◇日本映画を代表する女優「吉永小百合」の特集◇
 吉永小百合は1945年東京に生まれて、59年に松竹の「朝を呼ぶ口笛」で映画デビューしました。
 高校進学と同時に日活に入社し、60年「ガラスの中の少女」で早くも主役を抜擢されました。「キューポラのある街」(62年)<今回上映>でブルーリボン女優新人賞等を、さらに橋幸夫と共演した「いつでも夢を」(63年)<今回上映>の主題歌がレコード大賞を受賞するなど、アイドルスターへの階段を一気に駆け登っていきました。
 それからも「泥だらけの純情」(63年)<今回上映>など、10年間でおよそ70本もの映画に出演するに留まらず、「吉永小百合ショー」等のテレビ番組にも出演するなど、活躍を続けました。
 多忙な女優業を続けながら早稲田大学を卒業して、世に「サユリスト」と称するファンが大量に出現する社会現象を起こしましますが、一時期、女優業は低迷と言われた時期もありました。しかし、テレビドラマ「夢千代日記」(81年)<完結編的な映画版を今回上映>で再ブレークを果たし、「細雪」(83年)の雪子役でこれまで最高との評価を獲得して、大女優としての評価を確立しました。
 以後「映画女優」(87年)<今回上映>等の映画に出演するだけでなく、広島市の平和記念資料館のナレーションや、原爆詩の朗読等のボランティア活動も積極的に取り組んだりしています。
 2014年には自身初のプロデュース作品「ふしぎな岬の物語」がモントリオール映画祭で審査員特別大賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。本年3月に公開された「北の桜守」は、自身120本目の映画出演作となりました。
 今回の月のおススメ映画は「映画女優」。
 「大女優 吉永小百合」が演ずる「大女優 田中絹代」の半生。田中絹代が映画女優となる頃から、最高傑作と言われる「西鶴一代女」を主演するまでを描く。日本映画の黎明期の撮影スタジオの様子など、日本映画を愛する全ての人にお勧めする作品です。
 その他の上映作品を紹介します。
■不況に見舞われた埼玉県川口市を舞台にした青春ドラマで、吉永小百合を一躍スターダムに押し上げた「キューポラのある街」。
■石坂洋二郎の同名原作の映画化。石原裕次郎、浅丘ルリ子との豪華な競演による青春ドラマ「若い人」。
■橋幸夫とのデュエットの主題歌がレコード大賞を受賞したほか、吉永小百合の「寒い朝」、橋幸夫の「潮来笠(いたこがさ)」など、数多くの歌が挿入される歌謡映画「いつでも夢を」。
■これも石坂洋二郎の同名原作の映画化ですが、1949年に続く2回目の映画化。吉永小百合、浜田光夫、高橋英樹など若きスターたちによるフレッシュでコミカルな青春ストーリー「青い山脈」。
■ゴールデンコンビと言われた吉永小百合と浜田光夫による、純愛映画の最高峰とされた「泥だらけの純情」。
■五木寛之の同名原作の「筑豊編」の映画化。仲代達矢演じる伊吹重蔵の妻タエを演じる「青春の門」。
■宇野千代の同名原作の映画化。吉永小百合演じるおはん、大原麗子演じるおかよ、二人の間を行き来する優柔不断な男を石坂浩二が演じて、見事なアンサンブルを見せる作品「おはん」。
■NHKのテレビドラマとして話題を呼び、吉永小百合の再ブレークのきっかけとなった「夢千代日記」の完結編であり、巨匠・浦山桐郎監督の遺作となった「夢千代日記」。
■北九州・若松を舞台に、優しい女から逞しい女へと成長する吉永小百合と八代亜紀による人情コメディ「玄海つれづれ節」。
■吉永小百合映画出演100本記念作品であり、共演の野田秀樹も吉永小百合自身が推薦をした、民話「鶴の恩返し」の映画化「つる―鶴―」。
■野上照代の実話に基づいたエッセイの映画化。戦争の時代を懸命に生きる家族を描いた「母べえ」。
 配給会社からのレンタル9本・本市の収蔵作品3本を、特別企画事業(大人600円)として上映します。
※各作品の上映前には、今回の特集開催にあたって、吉永小百合さんご本人から頂いたビデオ・メッセージを上映します。
[詳しくはこちらへ](外部サイト)
http://www.cinela.com/
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(5)◆お楽しみイベント◆
※1)2)3)いずれも会場はエントランスホール。参加費無料。
1)◇家族で回し読み新聞を作ろう!◇
 回し読み新聞とは、まず、みんなで新聞をいくつか読み合います。気になるニュース、面白そうな広告、これは!と思う記事を選んで切り抜き、なぜ選んだのかをプレゼンし、みんなで選んだトップ記事を、模造紙に貼ってコラージュします。選ぶ記事は、なんでも大丈夫。
 親子で回し読み新聞の作り方を楽しく学んでみませんか。指導員が親切に教えてくれます。完成した壁新聞は、図書館エントランスにて展示します。
▽日時:11月11日(日)10:30~12:00
▽定員:20名(先着順:小中学生と保護者)
▽申込み方法:来館、電話、E-mailで「よかたい図書館共同事業体」まで。
[来館] 総合図書館1階「総合案内」
[電話] 092(852)0600(総合図書館代表)
[E-mail] yokatai@tbknet.co.jp
2)◇秋の収穫祭◇ 
▽日時:11月18日(日)10:00~17:30
★チャリティーバザー★
 売上の全額を支援金として寄付。九州北部豪雨災害復興バザーに賛同いただいた企業からの商品を販売します。新米・果物・飲料水・農産物等盛り沢山の品々を是非購入して、チャリティーバザーにご協力ください。(なくなり次第終了)
★物産展★
 売上の一部は支援金として寄付。中津市山国町、八女市「道の駅たちばな」、レストランマルキーズより、新米や新鮮野菜、加工食品の販売をします。(なくなり次第終了)
★大道芸人「バルーンパフォーマーTOY(トーイ)さん」★
 動物からキャラクターまで、多数のレパートリーを持つTOYさん。去年も大人気で、TOYさんの周りには子ども達がたくさん集まっていました。1つひとつ丁寧に、想いを込めて作ります。バルーンがいろんな形になっていくところも楽しみましょう。
▽時間:1回目10:30~12:30、2回目13:30~15:30
★子ども向けイベント★
 お祭り気分で楽しめる「ピカピカすくい水族館」と「輪投げ」を用意しました。楽しく遊んで景品をゲットしてね!
▽時間:10:30~16:00
▽定員:各200名(先着順)
★点字で年賀状を作ろう★
 小型点字器を使い、「あけましておめでとうございます」と、年賀状に点字を打ってみませんか。点字図書館の職員が丁寧に教えます。
▽時間:10:30~13:30
▽定員:100名(先着順)
★秋のコンサート★
 夕方のひとときの癒しに、ぜひお越しください。
■フルート・ギターアンサンブル「グラツィエ」
▽時間:16:00~16:35
■マンドリン演奏「ピアンタ」
▽時間16:45~17:20
3)◇ギターアンサンブル「アフタヌーンコンサート」◇ 
 「ギターアンサンブル カノン」は福大、九大、西南大のOBと一般のギター愛好家のみなさんです。約10名によるギターアンサンブル、曲目はパッヘルベルのカノン、ラデッキー行進曲、少年時代、他。美しいギターアンサンブルの音色をお楽しみください。
▽日時:11月23日(金・祝)13:00~13:40
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 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 また、来月お会いしましょう。(も)
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【お問い合わせ先】
library-unei.BES@city.fukuoka.lg.jp
担当:西山(メルマガ担当)
【総合図書館ホームページ】
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