福岡市総合図書館
メールマガジン(2019年1月号)
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　あけましておめでとうございます。ももち浜子です。
　今年は、「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催されます。福岡・レベルファイブスタジアムも試合会場のひとつです。みんなで応援して楽しみましょう。
　それでは、本年最初の旬な情報をお届けします。
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《もくじ》
1.図書館おでかけガイド【起業・経営相談会】
2.イチオシ情報
(1)今月の一冊『団地の給水塔大図鑑』
(2)1月のシネラ「総合図書館収蔵の欧米の名作を特集する「名作洋画劇場」」
(3)お楽しみイベント
1)新年　壺花アレンジメント展示
2)人日の節句祭
3)新春アフタヌーン邦楽コンサート
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1.図書館おでかけガイド
【起業・経営相談会】(きぎょうけいえいそうだんかい)
　総合図書館は様々な分野の図書、雑誌、新聞、データが揃う起業情報の宝庫。
　また、レファレンス専門職員が資料と利用者の方を結びつけるお手伝いをします。このような情報収集に最適な環境を最大限に活用して、企業を起こすことを考えている方の相談を中小企業診断士が受けるのが「起業・経営相談会」。
　起業を考えている方は、不安や悩みなどを相談してみてはいかがでしょうか。
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2.イチオシ情報
(1)◆今月の一冊◆
『団地の給水塔大図鑑』　小山祐之/著　シカク出版　2018年10月出版
今月はちょっと変わった図鑑を紹介します。団地の給水塔を見かけた事はおありでしょうか。
高度経済成長期に多くの団地と共に建てられた給水塔ですが、個性的な給水塔が今も日本各地に残っています。
この図鑑には400基を超える給水塔が紹介されており、福岡市内の見慣れた給水塔も登場します。
カラフルな給水塔、変わった形の給水塔など見ているだけで楽しい一冊です。
ぜひ一度、給水塔の世界をのぞいてみてください。
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(2)◆1月のシネラ◆
◇総合図書館収蔵の欧米の名作を特集する「名作洋画劇場」◇
　普段はアジア映画が中心の映像ホール・シネラですが、毎年恒例、懐かしの洋画ファンお待ちかねの「名作洋画劇場」を上映します。
　禁酒法時代であり1930年代のアメリカ映画から、ロシア革命後にソヴィエト連邦が制作して1970年代に復元や再編集したプロパガンダ映画まで、幅広い年代・地域・背景などから名作15本を選びました。
　今回の月のおススメ映画は「犯罪都市」です。
　原題は「フロント・ページ」。フロント・ページとは新聞の第一面のことを指していて、物々しい日本語の題名とは異なり、特ダネをものにしようとあくせくする新聞記者たちを描いたコメディ映画です。
　その他の上映作品を紹介します。
■禁酒令の時代、密造酒作りなどでのし上がった二人が、やがてギャング同志の抗争に巻き込まれていく「民衆の敵」。主演のジェームズ・ギャグニーは一躍トップスターの仲間入りをしました。
■1931年の北京発上海行の急行列車を舞台に、運命的に出会った男女二人が、政府軍と革命軍の抗争に巻き込まれていく「上海特急」。アカデミー賞の作品賞と監督賞にノミネートされ最優秀撮影賞を受賞しました。
■雨が降り続く南洋の島に隔離された人々による濃密な人間ドラマで、サディを演じたジョーン・クロフォードの妖艶な魅力が素晴らしい「雨」。
■密造酒の利権をめぐるギャングたちの抗争を描き、壮絶なガンファイトと情感溢れる家族愛を盛り込んで1930年代ギャング映画の金字塔となった「暗黒街の顔役」。
■娘に上流階級の生活をしていると手紙に嘘を書いていた主人公のもとへ、スペインで伯爵と恋に落ちた娘が、結婚前に母親に会うために帰って来る「一日だけの淑女」。
■破産した男爵と盗みに入った泥棒。意気投合した二人だが、男爵は泥棒が見せてくれたどん底の世界に共感し、泥棒はその世界から抜け出したいと願う「どん底」。
■閑職に追いやられた敏腕記者が、逆転を狙って田舎の町から死期の迫ったラジウム中毒患者をニューヨークに連れてくる。明るい彼女は人気者になるが…スクリューボール・コメディの秀作「無責任時代」。
■飛行機の不具合で着陸したナポリで、主人公は隣席の女性と観光に出かける。ところが二人を残して、飛行機は出発してしまう。二人の揺れ動く心情がイタリアの名所を背景に描かれる「旅愁」。
■結婚した娘の妊娠を知らされ、おじいさんと呼ばれることが気に食わない主人公。妻は大喜びだが、夫側の家族と赤ん坊の取り合いの様相を呈してくるコメディ映画「可愛い配当」。
■1940年の南仏で、ドイツ軍に両親を殺された少女と村の少年が出会う。やがて、二人は動物たちの墓地を廃屋の中に作り始める。ナルシソ・イエペスのあまりにも有名な音楽が哀切に迫る「禁じられた遊び」。
■戦争の功績で休暇をもらった主人公は故郷へ向かう。しかし、着いた時にはもう部隊に帰る時間しか残っていなかった「誓いの休暇」。60年カンヌ映画祭で最優秀賞を受賞しました。
■ロシア革命の指導者レーニンの没後10年を記念して製作されたプロパガンダ映画。1934年に製作されたサイレント映画を70年に再編集して、音楽やインタビュー映像も追加している「レーニンの三つの歌」。
■ロシア革命の口火を切った戦艦ポチョムキンの反乱を、第一次ロシア革命20周年記念として描いた。元々はサイレント映画で70年にショスタコーヴィチの音楽をつけたサウンド版である「戦艦ポチョムキン」。
■ドキュメンタリーと劇映画で構成された全4話の作品。資金不足で未完成となっていたものを復元し、音声とナレーションを加えて1979年に完成させた「メキシコ万歳」。
[詳しくはこちらへ](外部サイト)
http://www.cinela.com/
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(3)◆お楽しみイベント◆
＊会場はすべてエントランスホール。参加無料。
1)◇新年　壺花アレンジメント展示◇
　お正月にふさわしい壺花アレンジメントを展示します。
▽期間:1月5日(土)～11日(金)
2)◇人日の節句祭◇
　人日(じんじつ)とは、五節句の1つで、七草粥を食べることから七草の節句ともいわれます。一年間病気をせずに元気で過ごせますように！と願う日でもあります。
★干支のしおりつくりコーナー★
　今年は亥年ですね。かわいいイノシシのシールやキラキラシールを貼って、オリジナルのしおりを作りませんか？
▽日時:1月6日(日)11:00～15:00
▽定員:150名(先着順)※申込み不要
参加された方には、七草粥または白玉ぜんざいの無料券を配布いたします。(なくなり次第終了)１階レストラン「マルキーズ」(11:00～17:00)でお召し上がりください。
3)◇新春アフタヌーン邦楽コンサート◇
　お正月らしく日本の古典楽器「尺八」でお届けします。3名の奏者が5曲演奏します。
　間近で聴くことができる良い機会です。音色を愛でに来てくださいね。
▽日時:1月6日(日)13:00～13:40
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　最後までお読みいただき、ありがとうございました。
　今年も旬な情報をお届けしていきますので、よろしくお願いします。(も)
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