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古文書資料

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2017年07月19日

古文書資料紹介 vol.1 金子堅太郎書

-金山尚志資料(追加分)(『平成27年度古文書資料目録21』所収、資料番号193-13、法量縦18㎝×横44㎝)-

福岡出身の官僚・政治家として知られる金子堅太郎(かねこけんたろう)(号は渓水〈けいすい〉)が明治36年(1903)に描いた書です。
金山尚志(かなやまなおし)の母の古希(70歳)を祝って作成されました。
これと一緒に祝賀会に参加した人々から贈られた書画や和歌が17枚ほど金屏風に貼り込まれた形で伝存しています。
金山尚志(1859-1907)は筑前国早良(さわら)郡鳥飼(とりかい)村(現、中央区鳥飼)で生まれ、裁判所の判事や貴族院書記官などを歴任し、福岡出身の官僚として活躍した人物です。
同じく鳥飼村出身の金子堅太郎(1853-1942)は、尚志の同郷の先輩であり、尚志と公私ともに交流があったことがうかがわれます。
金山尚志資料については、『平成25年度古文書資料目録19』(「金山尚志資料」所収)及び『平成27年度古文書資料目録21』(「金山尚志資料(追加分)」所収)をご参照ください。
本資料を含め、金山尚志資料の一部は当館にてカラー写真本を閲覧して頂くことができます(『金山尚志資料 追加分カラー撮影分』福岡市総合図書館出版、2階郷土・特別資料室棚K14)。
なお、金山尚志資料は、当館2階の文書資料室にて原則としてマイクロフィルムにより閲覧して頂くことができます

→本資料の出版物掲載など、詳しい利用方法はこちら
http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/materials/old_datarooml/

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