大正初期に作られた映画チラシ。東中洲(現、博多区中洲)の「寿座」は、明治37年(1904)に演劇場として開場され、大正4年には映画(活動写真)を上映するようになりました。大正期の福岡市内には、「世界館」や「電気館」などの映画館(活動写真常設館)が次々に誕生し、人気を博しました。
『平成8年度古文書資料目録2』に所収された祝部(ほうり)資料には、本資料を含め、戦前の映画チラシや百貨店のチラシが多く残されています。これらの祝部資料の一部は、当館にてカラー写真本を閲覧して頂くことができます(『祝部資料』福岡市総合図書館出版、2階郷土・特別資料室、棚K14)。なお、祝部資料は、当館2階の文書資料室にて原則としてマイクロフィルムにより閲覧して頂くことができます。
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http://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/materials/old_datarooml/