福岡市は令和元年4月に市制施行130周年を迎えました。その間、市庁舎は3回建て替えられました。明治22年(1889)の市制施行直後は、それ以前の「福岡区役所」時代の建物を使用していました。明治27年に水鏡天満宮東隣に市庁舎が建設された後、大正12年(1923)には現在地(中央区天神1丁目)へ新しい市庁舎が建設されました。現在の市庁舎は昭和63年に建て替えられたものです。
この写真は、大正12年建築時の様子を撮影したものです。建築家である平田胤次(1881~1964)の家に伝来しました。当時平田胤次は、建築技手として福岡市役所に在職していました。なお、平田胤次資料には、この時に完成された市庁舎を撮影した写真も残されています(資料番号120)。
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