福岡市文学館は福岡市総合図書館が実施する文学館事業です。
福岡ゆかりの文学に関する資料を収集し、市民向けの文学講座や、
福岡市総合図書館1階ギャラリーで常設展示や毎年秋に企画展示を開催しています。
展示情報
住 所:福岡市早良区百道浜3-7-1福岡市総合図書館1階ギャラリー
休館日:館の休館日に準じます。
(毎月曜日(休日のときは翌日),12月28日~1月4日)
入館料:無料
担当・お問い合わせ
文学・映像課 福岡市文学館担当
電話:092-852-0606 FAX:092-852-0609
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「福岡市⽂学館」(外部サイト)
https://fukokabungakukan.com/
7月の博多に元博多っ子で博多の生活文化を語り継ぐ「博多を語る会」の松尾孝司さんをお迎えし、博多祇園山笠や山笠を描いた文学作品について歴史的文化的な側面から祭りの風景を読み解きます。3年ぶりの祭り...
開催日時/
2022年07月02日
14:00 ~
15:30
開催場所/福岡アジア美術館 あじびホール (リバレインセンタービル8階)
暑さこたえるこの季節、総合図書館1階の福岡文学スペースでは、7月1日(金)から「作家の食卓―九州の味・福岡・博多の味」と題し、展示替えを行いました!
ぜひ、総合図書館1階の福岡文学スペース...
開催日時/
2022年07月01日 ~
2022年09月29日
開催場所/総合図書館1階 福岡文学スペース
福岡市総合図書館は、福岡市文学館事業の一環として、夏樹静子(1938~2016)の功績や人物像を紹介する刊行物『ミステリーの女王 夏樹静子と福岡』を発刊いたします。
A5判 176p 定価1,540円(本体価格1,400円+税)
送料180円(スマートレター) 重さ360グラム(梱包材含)
◇郵送販売のお知らせ◇
福岡市文学館では郵送販売も行っております。(代金先払い)
1.メール・ファクス・お電話で、ご希望の冊数とお名前、ご連絡先(住所、電話番号)をご連絡ください。
2.文学館から必要な送料を含めた代金と振込先銀行口座を折り返し連絡します。指定された口座への代金のお振込みをお願いします。
3.代金の振込があったことを文学館で確認できましたら、本を発送させていただきます。
*福岡市総合図書館(百道浜3-7-1)3階事務室でも販売します。
博多、糸島、中洲――。
ミステリーの女王は、福岡の街に美しい罠<トリック>を仕掛けていた。1970~80年代の福岡の風景や作家の筆跡をたどりながら、夏樹静子を今読み解く。
「Wの悲劇」や「蒸発」などで知られる推理作家・夏樹静子(1938~2016)。福岡でデビューし、この街に暮らし、等身大のリアルな女性の生き方を社会派ミステリーの中に鮮やかに描写してきた。作家が生きた時代と作品を伝える決定版。
作家の書斎や愛用品を写したグラビアや、作品に描かれた当時の福岡の風景写真は貴重。作品解説や作家の年譜、短編小説も収録している。研究家や編集者、親交のあった人物たちが語る作家の功績や人物像は必読。今、ミステリーの女王が蘇る。
【目次】
随筆 夏樹静子「福岡を、愛する。」
「刊行に寄せて 真摯の人―夏樹静子、その多彩な作品の原点に迫る」山前 譲
第1章 夏樹静子が歩いた街
夏樹作品の中の福岡 二沓ようこ
博多駅/中洲/糸島/福岡空港/天神/城内~六本松/千代~馬出~箱崎
夏樹作品と福岡MAP
若久~野間大池/西新~藤崎/室見~姪浜/西戸崎~志賀島
第2章 写真で振り返る 夏樹静子クロニクル
作家を夢見て/作家・夏樹静子の誕生/ベストセラーへの道/
次なる飛躍―海外翻訳/困難を越えて/新たな挑戦/ミステリーの女王
岡本より子さん聞き書き「先生との出会いは、百貨店のYシャツ売り場」
ゆかりの地
深野治さんインタビュー「 「夏樹静子」がデビューした福岡時代」
「エラリー・クイーンの俳句」二沓ようこ
短編 夏樹静子「見知らぬ敵」
随筆 夏樹静子「私の推理小説作法(抄)」
第3章 夏樹静子と女たち
「夏樹ミステリー×現代女性史」二沓ようこ・挿画 大嶋さち子
「夏樹静子〈母と子〉の物語を読む―『蒸発』」二沓ようこ
第4章 夏樹静子を語る
「「日本のクリスティ」の文業と功績」郷原 宏
「心優しきミステリー作家の素顔 岡崎正隆
「「椅子がこわい」の献辞は、宝物(マイ・トレジャー)」平木英人
「戦後推理小説史における夏樹静子の作家的位置と国際性」権田萬治
謝辞
資料篇
夏樹静子著作目録
【お問い合わせ】
文学・映像課 福岡市文学館担当
電話:092-852-0606 FAX:092-852-0609
メール:bungakukan@city.fukuoka.lg.jp